常に結果を求められるうえ、ゲーム内容も期待されるチームの指揮官を務めるのは、容易なことではない。世界的な人気を博すメガクラブの指揮官ともなればなおさらだ。

 レアル・マドリーを率いるジネディーヌ・ジダン監督は6月27日に長期にわたって現在の仕事を続けるつもりはないとの考えを示した。

 2013-14シーズンにカルロ・アンチェロッティのアシスタントコーチを務めたジダンは、翌シーズンからカスティージャを指揮。そして、2016年1月にラファエル・ベニテスの後任としてトップチーム監督に就任すると、チャンピオンズ・リーグ(CL)で前人未到の3連覇を達成した。

 その直後に電撃退任したジダンだが、2018-19シーズン途中に復帰。現在は第2次政権の2シーズン目を戦っており、宿敵バルセロナとラ・リーガのタイトルを争っている。
 
 米スポーツチャンネル『ESPN』によると、エスパニョールとのリーガ第32節を前に、ジダンは「私が20年監督をやることはない。その前に引退するよ」と語った。

「私は普通の監督ではない。どんなことも起こり得る。何も計画はしていないんだ。日々のことがわたしを刺激するんだよ。どれくらいの長さになるかは分からない。選手として18、19年とプレーし、引退後に監督をやるか聞かれたときは、ノーと答えた。だが、それから(監督を)やると決めたんだ。ただ、この仕事は本当に消耗する。20年やることはない。それは確実だ」

 本人の言う通り、ジダンがいつまでマドリーのベンチで采配を振るうのかは分からない。確かなのは、選手としても指導者としてもマドリーの歴史をつくったレジェンドが、目の前の戦いに集中しているということだ。

 バルセロナは27日、敵地でセルタと2-2で引き分けた。マドリーは現地時間6月28日に行なわれるエスパニョールを下せば、ライバルとの勝点差を2ポイントに広げられる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部