現地時間6月28日に開催されたカンピオナート・カリオカ(リオデジャネイロ州選手権)の第4節で、本田圭佑が所属するボタフォゴは、ホームでカボフリエンセと対戦した。

 いまだ深刻な状況にある新型コロナウイルスの影響を危惧した選手やクラブの反対が押し切られる形で、約3か月ぶりの再開となった一戦。その注目カードで、本田は3-4-3のボランチで先発出場を飾った。

 試合は開始早々の4分にボタフォゴが、P・ラウルのゴールで均衡を破るも、その後は、アグレッシブなカボフリエンセにホームチームが押し込まれる時間が続いた。

 キャプテンマークを巻いた本田は、敵ゴール前で決定機に絡むシーンはなかったが、自陣に下がってビルドアップに参加するなど、そつがないプレーで、チームのポゼッション率を高め、相手に傾きかけた流れを引き戻す。

 本田の献身的なプレーもあって、攻勢を強めたボタフォゴは、39分にシセロが推定距離25メートルの位置からミドルシュートを決めて追加点をゲット。完全に試合を掌握して前半を終えた。
 
 後半も危なげなく試合を進めたいボタフォゴは、立ち上がりの49分に相手FWエメルソンに決められて点差を詰められたが、その5分後にP・ラウルが自身2点目となる豪快なシュートをねじ込んで突き放す。

 だが、3か月ぶりリスタートの影響もあって、ボタフォゴは拙守が目立つ。オープンな展開となっていた61分には、自分たちが献上したPKを決められ、カボフリエンセに1点差にまで詰められる。

 流れを掴みきれずに押し込まれたホームチームだったが、終盤に怒涛のゴールラッシュを決める。75分に10番を背負うB・ナザリオがねじ込むと、その5分後にはエンリケが趨勢を定める一撃をゲット。さらに試合終了間際の90分にはカイオがダメ押し点を奪ってみせた。

 格下に食い下がられながらも、突き放したボタフォゴは、ほぼ全員を自陣に下げて、危なげなく残り時間を消化。結局、6-2で逃げ切った。

 久々の公式戦でやや安定感を欠いたボタフォゴ。フル出場を飾った本田も最後まで目立ったシーンを創出できず……。6-2という結果とは裏腹に、ゲーム内容に課題を残す形となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部