現地時間6月28日に行なわれたセリエAの第28節で、吉田麻也が所属する16位のサンプドリアが、冨安健洋がプレーする11位のボローニャをホームに迎えた。

 冨安が右SBで先発フル出場を果たしたのに対し、前節のローマ戦で失点に絡んだ吉田は途中出場。セリエAでは初めてとなる日本人DF同士の直接対決が実現した。

 試合は、両チームともなかなかチャンスを作れない展開が続く。33分にサンプドリアは後方からのパスに反応したFWラ・グミナが左足で強烈なシュートを放つも、GKスコルプスキに防がれる。

 スコアレスのまま折り返し、61分にカウンターからホームチームがチャンスを迎えたが、MFリネティのシュートは冨安とダニーロにブロックされる。

 均衡が破れたのは72分だった。カウンターを発動したボローニャは、パラシオのパス受けたオルソリーニが倒されて、PKを獲得。これをFWバロウが落ち着いて決めて、先制に成功する。

 さらにボローニャは、この直後の74分にCBのトネッリが負傷し、吉田を投入したサンプドリアの守備を切り崩す。敵ペナルティーエリア内に切れ込んだバロウが中に送り込んだボールに、オルソリーニがヘッドで合わせ、2点目を奪取。82分には見事なボール奪取から冨安が持ち上がり、チャンスを演出する場面もあった。

 88分にFWボナッツォーリのヘッド弾で1点を返されたものの、リードを守り切ったボローニャが2−1で勝利。敵地で貴重な勝点3を挙げた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部