異例のシーズンは、まだ終わっていない。だが、レロイ・ザネがマンチェスター・シティの試合に出ることは、もうないようだ。

 公共放送『BBC』や衛星放送『Sky Sport』など、英国メディアは6月30日、ザネのバイエルン移籍で両クラブが合意に達したと報じている。

 国内3冠を達した昨季の主力メンバーだったザネは、昨年夏もバイエルン移籍が注目されていた。だが、8月初旬に前十字靭帯を負傷。移籍話は流れ、シーズンを棒に振ることにもなった。

 契約が2021年までとあり、シティは延長を打診していたが、ザネはオファーを受け入れず。ジョゼップ・グアルディオラ監督が先日、ザネが移籍を望んでいることを認めていた。バイエルンはザネに年俸約2000万ポンド(約28億円)を用意したと言われる。
 
 報道によると、両クラブは4470万ポンド(約62億6000万円)の移籍金に1000万ポンド(約14億円)以上のボーナスという条件で合意。総額5480万ポンド(約76億7000万円)以上となる。また、将来的にバイエルンがザネを再び売却した場合、その移籍金の10%がシティに払われるようだ。

 BBCによると、ザネは24時間以内にドイツに向かうとのこと。8月に予定されるチャンピオンズ・リーグにバイエルンの選手として出場することはできないが、いずれにしてもシティで今後試合に出場することはないという。

 長期離脱から復帰したザネは、シーズン再開後の6月22日、プレミアリーグ第30節のバーンリー戦で後半79分から途中出場したが、これがシティでの最後のプレーとなるようだ。

 2016年夏にシャルケからシティに移籍して4年。ドイツ帰国を決めたザネは、負傷明けのシーズンとなる来季、母国でどのような活躍を見せられるだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部