現地時間7月5日、プレミアリーグ第33節が開催され、リバプールが本拠地アンフィールドで18位のアストン・ビラと対戦した。

 プレミア優勝決定後に迎えた前節のマンチェスター・シティ戦で4-0の大敗を喫し、地元メディアから「祝勝パーティーからの二日酔いだ」と皮肉られてしまったリバプール。仕切り直しを図りたい今節は、ヘンダーソン、ヴァイナルダム、フィルミーノに代えて、チェンバレン、ケイタ、オリギが先発に名を連ねた。注目の南野拓実は、3試合連続ベンチスタートとなった。

 試合は立ち上がりから、リバプールが積極果敢なフォアチェックで、相手を押し込む展開が続いた。下馬評通りに守備に徹したアストン・ビラだったが、ゴール前に2ラインの守備ブロックを固めて、“王者”に決定機を作らせない。

 なおも、攻めるホームチームと守るアウェーチームという構図で進んだ前半は、互いに目立ったシーンを創出できないまま、スコアレスで折り返した。

 後半も両者の構図は変わらない。前半と同様に主導権を握ってワンサイドゲームを展開したリバプールだったが、ファイナルサードでのアイデアを欠いて、眼前に立ちはだかる分厚い堅牢を打ち崩せない。
 
 もどかしい時間が続いたリバプールは、61分にヘンダーソン、フィルミーノ、ヴァイナルダムのレギュラー陣を同時に投入。これで一気にギアを上げて波状攻撃を展開すると、ついに相手の牙城を崩す。

 70分、敵エリア内左でボールを持ったケイタが絶妙なボールをエリア中央へ供給。これをマネが左足で確実に仕留めた。

 ようやくゴールを奪ったリバプールは、肩の荷が下りたこともあって、プレーのテンポがアップ。かたや前半から激しい肉弾戦を強いられ、疲労が蓄積していたアストン・ビラは、プレーの精彩を欠いて、反撃ができずに時間を浪費した。

 攻め続けたリバプールは、試合終了間際に試合の趨勢を定める。88分、左サイドからのクロスをファーサイドでサラーが落とし、最後はC・ジョーンズがボレーでねじ込んだ。18歳の俊英は、これが嬉しいプレミア初ゴールとなった。

 結局、残り時間を危なげなく消化して2-0で逃げ切ったレッズは、前節のシティ戦の嫌なムードを払拭するホーム24連勝を飾った。なお、南野は、タイトな連戦が続いていた影響からか、5試合ぶりに出場機会が回ってこなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部