7月6日にブンデスリーガの昇降格プレーオフ第2レグが開催され、ブレーメンが、ハイデンハイムと敵地で対戦した。

 ブンデスリーガ最終節での自動降格圏脱出からの残留を懸けるブレーメン。注目の大迫勇也は、スコアレスで終了した第1レグと同様に4-3-1-2のトップ下で先発起用された。

 試合は第1レグとは打って変わって開始早々にブレーメンが均衡を破る。3分、大迫を起点とした攻撃を展開すると、エリア内でラシツァともつれたハイデンハイムのCBトイアーカウフが、クリアしに行ったボールが、ゴールに吸い込まれてオウンゴールとなったのだ。

 ラッキーな形ではあったものの、貴重なアウェーゴールを奪ったブレーメンは、落ち着いた試合運びを見せる。大迫もポジションを移しながら、卓越したポストプレーを披露し、攻撃の起点となって存在感を放った。

 その後、両チームともなかなか決定機を作れない一進一退のまま進んだ前半は、1-0とアウェーチームがリードして折り返した。
 
 迎えた後半は、オープンな立ち上がりとなる。46分と47分にハイデンハイムが立て続けに相手ゴールを脅かすと、50分には、ブレーメンの大迫が敵エリア手前で決定機を得たが、狙いすましたシュートは惜しくもDFにブロックされてしまった。

 60分を過ぎたあたりから再び膠着状態となったなかで、ブレーメンは68分に大迫に代えてバルテルスを投入。日本代表FWは、ここでお役御免となった。

 1-0とブレーメンがリードして推移した試合は、終盤に動く。84分にハイデンハイムが、クラインディーストのゴールで同点としたのだ。

 それでもアウェーゴールの差でリードしているブレーメンは、完全に守勢に回って、僅かな差を死守。そして後半アディショナルタイム4分にショートカウンターからアウグスティンソンがゴラッソをねじ込んで、趨勢を定めた。

 その直後の後半アディショナルタイム5分にPKから失点を喫したブレーメンだったが、2戦合計2-2ながらアウェーゴールの差で逃げ切って、自力残留が断たれた文字通りの崖っぷちから奇跡の1部残留を決めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部