現地時間7月26日にセリエAの第36節が行なわれ、吉田麻也が所属するサンプドリアはユベントスに0-2で敗れた。

 前人未到の9連覇を達成したユーベとの一戦で、日本代表DFは先発出場。残念ながら勝利を収めることはできなかったが、吉田が見せたあるプレーには現地で称賛が集まっている。

 そのプレーは終了間際の90+1分に生まれた。右CKからのボールをアドリアン・ラビオが頭で落とすと、このボールをC・ロナウドがダイレクトで蹴り込む。これは至近距離でGKが防ぐも、こぼれたボールの先にはレオナルド・ボヌッチがフリーで詰めていた。ボヌッチはダイレクトでGKが離れたゴールに蹴り込むが、その軌道に飛び込んで、外に蹴り出したのが吉田だった。

 すでにC・ロナウドとフェデリコ・ベルナルデスキに2点を奪われた状態で迎えた後半アディショナルタイムに、辛くも3失点目を防いだ。
 
 現地メディア『SportMediaset』は、この試合の吉田のプレーにチーム最高タイとなる「6.5」をつけた(10点満点)。また、『calciomercato.com』は「6」をつけ、「右の岩のようなCB。本物の選手」と称えた。

 また、『EUROSPORTS』の寸評では「間違いなくふたつの決定機をブロックした。クリーンで正確な読みが光った素晴らしいパフォーマンス」とした。サンプドリアの専門サイト『Samp News24』も、「最後のゴールライン上のクリアは、今季ベストプレーとして残るだろう。歴史的なプレー」と称えている。

 リーグ戦は2試合を残しているが、サンプドリアは残留が決定。背番号34は、クラブとの契約を延長することを検討しているとも報じられている。

 指揮官であるクラウディオ・ラニエリ監督は、かつて長友佑都や、岡崎慎司を指導した経験がある。監督のもと、吉田が来季もイタリアでプレーするのかどうか、現地でも注目を集めているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部