去る2019-20シーズン、マジョルカは目標のラ・リーガ残留を果たせなかった。だが、そうしたチーム状況にもかかわらず、レアル・マドリーからレンタルで加入した久保建英が残したインパクトは絶大だった。

 とりわけコロナ中断明け以降は圧倒的なプレゼンスを披露。低迷し続けたチームにあって明らかな違いとなった。

 ラ・リーガのルーキーイヤーで見せた若武者の活躍は、マジョルカのチームメイトにとっても驚きだったようだ。現地時間8月7日、母国のラジオ局『Radio Caracol』のインタビューで、「クボは素晴らしい選手だった」と振り返ったのはコロンビア代表FWのクチョ・エルナンデスだ。

 プレミアリーグのワトフォードからレンタルされたウエスカで一足先にリーガデビューを飾り、久保と時同じくして期限付きでマジョルカに加わったアタッカーは、故障でシーズン前半を欠場。だが、16節から戦列に復帰すると、久保とともに攻撃を牽引。息の合った連係を披露し、一部メディアから“KuCuコンビ”という愛称も頂戴した。
 
 そんな21歳のストライカーは、日進月歩で成長を遂げた久保について、「入団した時からクボとは一緒にプレーしたいと期待していた」と語った。

「僕が今さら言う必要性はないかもしれないけど、本当に素晴らしい選手だし、高い意識も持っている。彼とは一緒に良いプレーができることを見せられたと思う。残留という目標には、少しだけ届かなかったけど、僕らは良いコンビだったと人々の記憶に永遠に残ると思う」

 今夏は保有元のワトフォードに戻ることになっているものの、「少なくとも、あと1年はスペインに残りたい」と語ったクチョ。ビジャレアルへのレンタル移籍が秒読みされている久保と対戦する可能性も十分にある。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部