Jリーグが公式サイトにて8月12日、現在開催中の「2020年甲子園高校野球交流試合」にちなみ、「ベストナイン」を発表した。
 
 「甲子園の話題に乗っかって、Jリーグ選手で野球チームを作ってみました!」というコメントとともに発表された今回のラインナップ。選考理由とともに、1人ずつ紹介していこう。
 
 トップバッターはアルビレックス新潟の高木善朗だ。高木3兄弟の次男で、父親は「スーパーカートリオ」でおなじみ、元プロ野球選手の高木豊氏。ポジションは父親の現役時代と同じショートだ。
 
 2番は柏レイソルの江坂任。今季、4アシストを記録しており(8月7日現在)、中軸にチャンスで繋ぐことが求められる2番打者にはうってつけだ。さらに、昨シーズンは11得点を記録するなど、自ら点が取れるのも魅力の1つだ。
 
 3番は名古屋グランパスの阿部浩之。全国屈指の強豪校で知られる大阪桐蔭高校出身で、野球部の西谷浩一監督は、高校3年間の担任だったそう。甲子園優勝経験のある監督が担任だったなら、いつの間にか野球がうまくなっているかも?しれない。
 
 注目の4番には、浦和レッズの槙野智章。アツい気持ちを前面に出すこの男なら、チャンスに強いはず。ポジションがセンターなのは、過去に福岡ソフトバンクホークスの内川聖一と対談した際、「外野手に興味がある」と回答したことから、だという。
 
 5番は清水エスパルスの鄭大世。2016年には「日米大学野球選手権大会」の始球式に参加した経験が買われた。サードで、チームを盛り上げてくれることだろう。
 
 6番はキャッチャーで北海道コンサドーレ札幌の菅野孝憲。素早い反応が持ち味で、幾度となくチームのピンチを救ってきた守護神は、キャッチャーに適任。ピンチの時にマウンドに駆け寄ればピッチャーは安心だ。
 
 7番には川崎フロンターレのルーキー、旗手怜央を抜擢。意外にも父親は野球の強豪校出身で甲子園に出場したこともあるそう。父親譲りの野球センスを武器に、「恐怖の7番バッター」として活躍するかもしれない。
 
 8番セカンドで起用したのは、ジュビロ磐田の櫻内渚だ。過去にクラブ公式サイトのプロフィール欄で「サッカー以外に憧れる職業、仕事」という質問に対し、「野球選手」と回答したこともある。またDFだけに、センターラインのセカンドで、守備の要として欠かせない選手になるかもしれない。
 
 9番はピッチャーに選出されたFC東京の東慶悟。昨年のプロ野球の公式戦で始球式を務め、ナイスピッチングを披露したのが理由だ。クラブで主将と10番を背負う男には、野球でもエースとしてチームを引っ張ってもらおう。
 
 こうして完成したベストナインは、なかなか個性的なチームとなりそうだ。今度は、プロ野球選手から選んだ「ベストイレブン」も見てみたいものだが……。
 
 Jリーグが発表したベストナインは以下の通り。
 
1 遊 高木善朗(アルビレックス新潟)
2 左 江坂任(柏レイソル)
3 右 阿部浩之(名古屋グランパス)
4 中 槙野智章(浦和レッズ)
5 三 鄭大世(清水エスパルス)
6 捕 菅野孝憲(北海道コンサドーレ札幌)
7 一 旗手怜央(川崎フロンターレ)
8 二 櫻内渚(ジュビロ磐田)
9 投 東慶悟(FC東京)

構成●サッカーダイジェストWeb編集部