J1リーグ・17節のサガン鳥栖対横浜F・マリノスが9月19日、駅前不動産スタジアムで行なわれ、アウェーの横浜が3対1で勝利を収めた。

 前節大幅なターンオーバーを敢行し、4試合ぶりの敗戦を喫した鳥栖は、スタメンを全員入れ替え。一方連敗を3で止めた横浜は、昨季MVPで得点王の仲川輝人がこの試合ではベンチ外となっている。

 試合はアウェーチームの電光石火の攻撃でいきなり動く。1分、ティーラトンが自陣から精度の高いロングボールを供給、エリキがペナルティエリア手前中央へ走り込むと、右足を伸ばして上手くトラップ。そのままペナルティエリア内へ進入し左足を振り抜くと、強烈なシュートがゴールネットを揺らす。

 勢いに乗った横浜はさらに13分。ティーラトンからの長いパスをエリキがゴール前、頭で折り返すと、ジュニオール・サントスが反応。ジャンピングボレーでシュートを放つと、ボールは左のポストに当たりゴールへ転がり込む。

 対してまず1点を返したい鳥栖も、小屋松知哉らを中心に積極的な攻撃を見せ、ゴールを脅かす場面を作るも、精神的優位に立つ相手の落ち着いたディフェンスに阻まれてしまう。

 ただそれでも21分。一瞬の隙を突き、相手のパスをカット、最後はペナルティエリア内へ抜け出した林大地が左足で鋭いシュート。これがゴールネットを揺らし鳥栖が1点を返す。

 しかし横浜も黙っていない。34分、右サイド水沼宏太のクロスに、マルコス・ジュニオールが身体を倒しながら気持ちで流し込む。再びリードを2点差に広げる。

 前半は、ブラジル人トリオがゴール揃い踏みとなった横浜が2点リードで折り返す。
 後半に入ると、追いかける鳥栖がボールを支配し、立ち上がりから分厚い攻撃を見せる。だが、フィニッシュに精度を欠き、点差を縮められない。

 すると徐々に、横浜が迫力を取り戻していく。そして59分にはJ・サントス、60分には水沼がGKの至近距離からシュート。ただいずれの決定機もものにすることができない。

 後半中盤以降は、ともに中2日で迎えた両チームに疲れが見え始め、思うような攻撃が出来ないまま時間が経過していく。

 そのなかで79分、鳥栖が久々の大チャンス。森下龍矢からの折り返しを受けた途中出場の金森健志が、ゴール前フリーでシュートを放つも上手くミートせず。反撃の1点とはならない。

 結局その後、スコアは動かず試合終了のホイッスル。3-1で横浜が勝利し2連勝、鳥栖は2連敗となった。

 次戦は9月23日(水)に鳥栖がアウェーでヴィッセル神戸と、横浜はホームでベガルタ仙台と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部