現地時間9月19日、2020-21シーズンのブンデスリーガ開幕節が各地で行なわれ、日本代表MF遠藤航が所属するシュツットガルトは、ホームでフライブルクと激突。遠藤は先発出場し、ドイツ1部デビューを飾った。

 久々の1部のゲームで慎重に入りたいシュツットガルトだったが、開始8分にいきなり被弾する。フライブルクにスローインから細かくパスを繋がれ、サライのクロスからゴール前でフリーにしてしまったペテルセンにヘッドを叩き込まれた。

 すぐさま反撃に転じ、15分にはスルーパスに抜け出したワマンギトゥカがGKと1対1の場面を迎え上手くシュートを放つが、カバーに入った相手DFがゴールラインぎりぎりで決死のクリア。さらにそこからの二次攻撃で最後は遠藤が狙いすましたシュートを放つも、GKミュラーにキャッチされる。

 すると26分、FKからペテルセンにヒールでシュートを打たれ、GKコベルが弾いたところを、サライに押し込まれ追加点を奪われてしまう。

 前半のうちに1点を返したいシュツットガルトは、ワマンギトゥカを中心に攻め込み惜しい場面も迎えるも、フィニッシュに精度を欠きゴールは奪えない。
 
 0-2のビハインドで折り返したシュツットガルトは後半立ち上がりの47分、ビッグチャンスを迎える。マッシモがペナルティエリア内でパスを受け、至近距離からシュートを狙うも、GKの好セーブに防がれる。

 これで気落ちしたのか、その直後の48分、相手に完璧に崩され、最後は右サイドから折り返しを受けたグリフォにゴールへ流し込まれ、3点目を許してしまう。

 まず1点を返したいシュツットガルトは58分、敵陣中央でパスを受けた遠藤が、ゴール前へ絶妙なスルーパス。クリモビッチがフリーで抜け出し、絶好のチャンスが生まれるも、またもミュラーの牙城を崩せない。

 しかし72分、ようやく攻撃が実を結ぶ。ゴール左でスルーパスに反応したカライジッチが、詰め寄るGKを見極めてループシュートでネットを揺らす。

 この1点で勢いに乗ったシュツットガルトはここから分厚い攻撃を展開。82分には自陣から遠藤が縦に長いパスを入れ、これが相手に当たりコースが変わり、ワマンギトゥカの元へ渡る。カットインして左足で放ったシュートが、GKの手をすり抜けてゴール右へ決まった。

 ついに1点差まで詰め寄った昇格チームは、その後も猛攻を仕掛ける。ただあと1点が奪えず、ここで無念のホイッスル。昨シーズン8位と地力で勝る相手に、0-3からあと一歩まで追い上げを見せたが、2-3で開幕戦を落とした。

 チームは敗れたとはいえ、遠藤はフル出場を果たし、ピンチの芽を摘む守備や、攻撃の起点となるパスをたびたび披露するなど、1部デビュー戦で攻守に確かな存在感を放った。

 シュツットガルトは次節、26日にアウェーでマインツと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部