J1リーグで首位をひた走る川崎フロンターレは9月20日、第17節で浦和レッズと対戦。3−0で勝利を収めた。

 アウェー埼玉スタジアム2002に乗り込んだ川崎は、4−3−3システム。前節の広島戦からは5人を入れ替え、司令塔の大島僚太やエースの小林悠、18年MVPの家長昭博がスタメンに。また左ウイングでは、2試合続けて齋藤学が先発出場した。

 対するホームの浦和は4−4−2システム。前節の北海道コンサドーレ札幌戦と同様に槙野智章と岩波拓也の2CBコンビを起用。さらにトーマス・デンが右SB、山中亮輔が左SB、また柏木陽介が右サイドハーフに入った。2トップはレオナルドと杉本健勇となった。

 試合序盤は互いに攻め手を探るように、スローペースで試合が進んでいく。柏木のパスと杉本のポストワークを中心にゴールを目指す浦和の攻撃を、川崎がいなしていく展開に。

 試合が動いたのは、38分だった。ペナルティエリア内でボールを受けた家長のフワリと浮かせたパスに反応した山根視来の豪快なボレーシュートが炸裂。川崎が先制に成功する。
 
 この1点で余裕を得た川崎は、後半になり主導権を握り続けた。50分には齋藤のクロスから小林のヘディングで追加点。さらに52分には齋藤がミドルシュートを放つなど、畳みかけるようなプレスから追撃を狙っていく。

 61分にエリア内を打開した家長のクロスから齋藤のヘディング、81分には再び齋藤のドリブルからのミドルシュート。レアンドロ・ダミアン、旗手怜央を投入し、攻撃の手を緩めない。

 後半アディショナルタイムには相手が前掛かりになったところを逃さず、カウンターからL・ダミアンのゴールで加点。3点目を奪いダメを押した。

 一方の浦和は、杉本に代えてエースの興梠慎三、関根貴大に代えてドリブラーのマルティノス、さらに柏木から武藤雄樹など攻撃のカードを変えるなど、なんとか反撃を試みたものの奏功せず。結局無得点のままだった。

 首位としての貫禄を見せつけた川崎は、リーグ5連勝を達成。2位のC大阪との勝点を8に広げ、独走態勢へと入った。

取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)