世界が注目した初陣は、3得点無失点という好発進に終わった。

 現地時間9月20日のセリエA開幕戦で、ユベントスは吉田麻也が所属するサンプドリアにホームで3-0と勝利した。前半にデヤン・クルセフスキが先制すると、吉田が途中出場した後半にレオナルド・ボヌッチとクリスチアーノ・ロナウドが追加点を挙げ、突き放していった。

 今シーズンから指揮を執るアンドレア・ピルロ監督にとっては、嬉しいデビュー戦初勝利だ。指導者経験なしにビッグクラブの古巣で采配を振るうことになった青年監督にとっては、ホッとひと安心というところだろうか。

 ユベントス専門サイト『JUVENEWS.eu』によると、SNSでのサポーターの反応は上々だ。次のようなコメントが相次いだ。

「アグレッシブで具体的だ」
「見たことがないほどハイブリッドなユーベになるだろう」
「地に足をつけたままでいよう。でも、ピルロのユーベは破壊的という印象だ」
「とても良かった。コンパクトで秩序があり、アグレッシブ。ポゼッションしていないときも最高だ」
「C・ロナウドを見るピルロみたいなパートナーを見つけようぜ。もう音楽が変わった。マエストロだ」
 
 ピルロ自身も悪くない感触のようだ。イタリア衛星放送『Sky Sport』によると、試合後に「自分とチームの関係をこのまま続けていけるように願っている」と話した。

「現役時代の私は監督と話すのが好きだった。今でも対話が重要と考えている」

 もちろん、まだ1試合が終わっただけであり、独自色が見えるのはこれからだろう。ピルロは「ジョゼップ・グアルディオラ、カルロ・アンチェロッティ、アントニオ・コンテのチームは素晴らしかった」と続けている。

「だが、そういうチームからもヒントをもらうだけだ。私は誰のまねもしたくない。私には私のアイデアあり、それを進めていく」

 これからピルロは王者ユーベでどんなサッカーを見せていくのか。27日の次節は、早くも強豪ローマと敵地で対戦する。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部