J1リーグは9月23日、各地で第18節の9試合を開催した。ノエビアスタジアム神戸で行なわれたヴィッセル神戸対サガン鳥栖の一戦は、4−3で神戸が勝利を収めた。

【J1第18節PHOTO】神戸4−3鳥栖|イニエスタ今季初ゴール&全得点に絡む大活躍で8試合ぶりの勝利に導く!

 神戸は、21日付けでトルステン・フィンク監督が退任。マルコス・ビベスコーチが暫定的に指揮を執った。

 また、主審の予定だった今村義朗がアップ中に負傷し、第4審判の西山貴生と交代という珍しい事態も起こっている。

 試合は、ホームの神戸が幸先良く先制点を奪う。イニエスタが敵陣右でボールを受けるとそこからドリブルでペナルティエリア右に侵入。折り返したパスに中央でドウグラスが倒れ込みながら反応するが、これはGKに防がれる。しかしこぼれ球をドウグラスが崩れた体制から後に落とすと、フリーでポジションを取っていた山口がダイレクトで狙い澄まし、ネットを揺らす。9分に1−0と神戸が先制する。

 17分にロングフィードから鳥栖の金森健志に押し込まれ、1−1の同点に追い付かれるが、直後の20分に再びリードを奪う。

 古橋亨梧が左サイドを突破すると、イニエスタにパス。イニエスタがペナルティエリア内に侵入し、左足でニアサイドを打ち抜く強烈な一撃を決め、2−1と引き離す。
 
 しかし、後半立ち上がりフェルマーレンがペナルティエリア手前でFKを与えてしまうと、鳥栖の原川力に直接FKを決められ51分に再び同点とされる。

 嫌な流れを一変させたのはイニエスタだった。

 背番号8は左サイドからクロスを送ると、ペナルティエリア内で古橋に渡る。古橋がシュートを放つとGKに当たりながらもゴールに収まり3−2と突き放す。さらにセンターサークル付近で相手にプレッシャーをかけるとドウグラスがパスカット。これがイニエスタ、古橋と繋がり快足FWがこの日2ゴールめを奪い、4−2とリードを広げる。

 鳥栖の反撃を71分の林大地の1ゴールに抑え、4−3と神戸が逃げ切りに成功した。神戸は今季の最多得点で8試合ぶりの白星となった。

 この結果、神戸が3ポイントを積み上げ勝点23に。一方の鳥栖は3連敗となり同14のままとなった。

 次節は中2日、26日(土)に神戸は北海道コンサドーレ札幌をホームで迎え撃つ。鳥栖は中3日、27日(日)にホームでFC東京と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部