リバプール所属の日本代表FW、南野拓実が圧巻のパフォーマンスを見せつけた。

 現地時間9月24日に開催されたカラバオカップ3回戦。敵地に残り込んでリンカーン・シティ(イングランド3部)と対戦したリバプールは7-2の大勝を収めた。

 プレミアリーグ王者が地力の差を示す結果となった一戦で、存在感を放ったのが南野だ。4-3-3の3トップ中央で先発に抜擢された25歳は、巧みなポストプレーとボール捌きで攻撃陣を牽引すると、1−0で迎えた18分にミドルシュートを突き刺して、今シーズン公式戦2ゴール目をゲットする。

 これで自らも勢いづいた南野は、4点をリードしていた後半開始直後の46分にも相手GKの弾いたボールにエリア内で素早く反応。この日2点目を決めてみせた。

 試合終了間際の89分には鋭いパスでディボック・オリギのゴールをアシストと、終わってみればは2ゴール・1アシストを記録。フルタイムを走り抜き、快勝劇に貢献した。
 
 格下相手とはいえ、明らかな違いを生み出した南野を英国メディアも絶賛だ。英紙『Express』は寸評採点コーナーでチーム単独トップの「9」をつけ、次のように称えた。

「ミナミノは今日のレッズにとっては絶対的な存在だった。執拗なチェックを怠らなかった彼は相手にとっては恐怖であり、パニックに陥れる原因となった。リンカーンに問題を引き起こした日本人FWは絶賛に値する。それほどの素晴らしいパフォーマンスを見せた」

 抜擢起用の期待に応えた教え子を指揮官も手放しで讃えた。試合後の会見において、ユルゲン・クロップ監督は、こう評している。

「私は今日の試合のようなタキ(南野の愛称)が大好きなんだ! 本当にずば抜けていたね。あらゆる場面に顔を出して、良い局面に絡んでいたと思う」

 久々の先発機会で目に見える結果を残した南野。現地時間9月28日のプレミアリーグで、リバプールはアーセナルとのビッグゲームを戦う。はたして出場のチャンスは訪れるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部