柏レイソルは9月30日、週末の横浜FC戦への非公開練習を実施。その後にオンライン上で会見を行なった。

 ネルシーニョ監督は、現在勝点30で8位につけるチームについて「我々がつけている順位というのは決して悪くない。上位陣とも勝点差もそこまで開いていない。これまで、怪我や困難にも立ち向かってきたチームとしての価値だと思う」と一定の評価を下した。

 一方で再開後から負傷離脱者が続き、先日の横浜F・マリノス戦ではMF戸嶋祥郎が左脛腓骨骨折で全治まで最大6か月を要する見込みであると発表され、指揮官も「我々にとって非常に大きな痛手」と嘆く。

 現在も2列目の選手たちを中心に負傷者が続いている。

「中盤の選手3名(クリスティアーノ、神谷優太、瀬川祐輔)のほか、マテウス・サヴィオ、染谷悠太、中村航輔らも欠場している。厳しい状況とはなるが、解決策は我々のなかにしかない。全く同様の役回りをできる選手はいないが、対処していくしかない」と語る。

 そんな柏にとって更なる痛手も覚悟しているという。チーム内のみならず、目下得点王レースでも17ゴールと他を圧倒しているケニア代表のFWオルンガの離脱についても言及した。
 
「10月の代表招集についてはケニアサッカー協会とこれから、最終的な話し合いが進められている」「現時点で帰国後は2週間の隔離措置があり、我々も非常に心配している」としながらも、「11月に関してはFIFAカレンダーに沿って行なわれる代表活動になるので、間違いなく招集されるんじゃないかと思っている」と指揮官は明かす。

 3月の開催が延期されていた2021年アフリカ・ネーションズ・カップのカメルーン大会予選は、11月に再開される見込みだ。同予選グループGで勝点2で2位につけるケニアは、11月9日と17日に現在首位のコモロとの対戦が予定されている。

 今シーズンのJリーグはコロナ禍の影響により日程の再編を余儀なくされ、国際Aマッチデーにも試合が組まれている。得点王の離脱は厳しいながらもネルシーニョ監督は「神谷、クリス(クリスティアーノ)は近いうち、そう遠くないうちにピッチに立つだろう」と負傷者たちの復帰が近いことを示唆した。

 この名伯楽が常々語っている「今季は総力戦」という言葉がより重いものとなりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部