現地時間10月24日に、ラ・リーガ第7節の大一番、バルセロナが宿敵レアル・マドリーをホームに迎えたエル・クラシコが開催された

 前節のヘタフェ戦に0−1で敗れ、今シーズン初黒星を喫したバルサは、グリエーズマンがまさかの先発落ち。代わりに17歳のペドリを抜擢し、同い歳のアンス・ファティ、右SBに入った19歳のデストと合わせ、ティーンエージャーを3人も先発で起用する大胆な手を打った。

 一方、前節のカディス戦に続いて、4日後のチャンピオンズ・リーグでも、シャルタールに2−3で敗れた王者は、故障で出場が危ぶまれていた主将のセルヒオ・ラモスが復帰。ダニエル・カルバハルを故障で欠く、右SBにはナチョが入り、左SBはマルセロではなくフェルラン・メンディ、インサイドハーフはルカ・モドリッチを外して、フェデリコ・バルベルデを選択、右ウイングにはマルコ・アセンシオが入った。

 試合はいきなり動く。開始5分、自陣からボールを展開したマドリーは、ベンゼマがドリブルでボールを運びスルーパス。スペースに走り込んできたバルベルデがGKネトとの1対1を制して、先制ゴールを奪う。

 しかし、バルセロナもすぐに反撃。左サイドを駆け上がったジョルディが、トップ下のメッシから浮き球のパスを受けると、深く抉ってグラウンダーのクロス。これを1トップに配されたアンス・ファティが押し込み、同点ゴールを奪う。これが、クラシコ史上最年少ゴール(17歳と358日)となった。

 24分にも、バルサのカウンターからファティのパスを受けたメッシが、エリア内でS・ラモスをかわして右足でシュート。しかし、これはGKクルトワの好セーブに防がれる。その直後には、カウンターからピンチを招くも、ベンゼマのシュートはネトが防いだ。

 前半終了間際にナチョが負傷し、ルーカス・バスケスが右SBに入ったマドリーに対し、後半はバルサが主導権を握る。52分にファティが右足、54分にはコウチーニョがヘッドで狙うも、わずかに枠を捉えられない。

 すると59分、FKの競り合いの際にラングレがS・ラモスのユニホームを掴んだとして、VARの末にPKの判定。これをPK職人のキャプテンが自ら難なく決めて、勝ち越しに成功する。

 その後はホームチームが攻勢を強めるも、マドリーの堅牢をこじ開けられない。81分には、グリエーズマン、デンベレ、トリンカンとアタッカーを3枚投入した超攻撃的布陣にシフト。87には、ジョルディに代えてFWブライトワイトまで送り込むも、なかなか決定機を作り出せない。

 むしろカウンターやセットプレーからマドリーがビッグチャンスを創出。終了間際に途中出場のモドリッチがダメ押し点を奪い、試合を決めた。白熱のクラシコは、このまま3−1でアウェーの王者に軍配が上がっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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