[J1リーグ25節]仙台0-0広島/10月31日(土)/ユアスタ

【チーム採点・寸評】
仙台 5.5
守勢に回る時間が長く、ロングボールを使った攻撃も機能したとは言い難かったが、後半に入り布陣を3-4-2-1に変えてからは、攻撃陣の技術が生き、決定機を生み出せるようになった。ただ、あと一歩でゴールに届かず、勝点1にとどまった。

【仙台|採点・寸評】 
GK
MAN OF THE MATCH
27 ヤクブ・スウォビィク 7
前半からファインセーブを連発して、最後までチームを鼓舞し続け、勝点獲得に大きく貢献した。ロングボールを多用するチームの狙いにも応え、2トップに対し良いボールを供給できていた。

DF
3 飯尾竜太朗 6(89分OUT)
前半自身のサイドからクロスやシュートを多く打たれたが、中へ絞ってゴール前に人を割きたいチームの狙いもあってのプレー。終盤は右WBとして前に出ることもできた。

23 シマオ・マテ 6.5
持ち味である対人守備、高さ勝負の強さを存分に発揮し、相手の攻撃をよくはね返し、無失点に貢献できていた。


13 平岡康裕 6.5
冷静な読みで相手の攻撃を的確にはね返し、身体を張ったプレーも90分間見せ続けた。試合終盤セットプレーのこぼれ球を拾ってのシュートは決めきりたかった。

2 パラ 5.5(52分OUT)
守勢に回る時間が多く、持ち味のドリブル突破やクロスで相手陣内に切り込む機会は少なかった。前半早い時間帯に警告を受けたこともあって、後半早い時間に交代。
 
 平岡康裕 6.5
冷静な読みで相手の攻撃を的確にはね返し、身体を張ったプレーも90分間見せ続けた。試合終盤セットプレーのこぼれ球を拾ってのシュートは決めきりたかった。

2 パラ 5.5(52分OUT)
守勢に回る時間が多く、持ち味のドリブル突破やクロスで相手陣内に切り込む機会は少なかった。前半早い時間帯に警告を受けたこともあって、後半早い時間に交代。

MF
26 浜崎拓磨 5.5(89分OUT)
よく走って主に守備面で奮闘することができていた。攻撃でも後半はクロスやプレースキックで決定機をつくれていたが、ゴールにはつながらず。

5 椎橋慧也 5.5
球際勝負で強さを見せることができていて、守備の安定に寄与していた。攻撃は、チーム全体ロングボールの意識が高かったこともあり、あまり絡めなかった。
 
MF
28 佐々木匠 5.5(52分OUT)
積極的にドリブル突破を仕掛け、決定機をつくろうとしていたが、ゴールは生まれず。守備では藤井の突破への対応に苦慮した。

14 石原崇兆 6
守備でパラをうまくサポートし、よく上下動して相手のサイド攻撃を防いだ。後半は積極的に前に出て決定機をつくり出せていた。

FW
20 長沢 駿 6
自陣へ戻って積極的に守備に関わり、無失点に貢献できていた。後半は3本のシュートを放ったが、いずれも決めきれなかった。

29 アレクサンドレ・ゲデス 5(75分OUT)
ロングボールをおさめる役割だったが、あまり機能しなかった。決定機をほとんどつくり出せずシュート0本でピッチを去った。
 
交代出場
MF
9 イサック・クエンカ 6(52分IN)
周囲との呼吸が合い始め、キープ力の高さも生き、意外性あふれるパスで決定機をつくった。ゴールは生み出せなかったが、今後の活躍を期待させるには十分な出来だった。

MF
7 関口訓充 6(52分IN)
投入直後から積極的にゴールに向かう姿勢を見せ、決定機もつくった。3−4−2−1のシャドーに入ってからは相手守備陣にとって嫌な位置を取ることができていた。

DF
31 照山颯人 6(75分IN)
J3沼津から復帰直後にJ1リーグ戦初出場。3バックの一角として危なげない守備を見せ、攻撃でも積極的に持ち上がって鋭いクロスを入れるなど、指揮官の期待に応えるプレーぶりだった。

MF
37 中原彰吾 ―(89分IN)
終盤ボランチの浜崎に代わって出場し、決定機に絡もうと前へ行く姿勢を見せたが、時間が短く、あまりボールに絡めずに終わった。

FW
42 山田寛人 ―(89分IN)
終盤シャドーストライカーとして投入され、何とか決定機に絡みたかったが、ボールにはほとんど触れず試合を終えた。

監督
木山隆之 6
勝点3には届かなかったが、負傷者が多く連戦で起用できるメンバーが限られた中、まずは守備を固め、後半3バックに変えて攻勢に転じ、終盤決定機を多くつくれたのは評価できる。
 
【チーム採点・寸評】
広島 5.5
前半からボールは支配できていたが、連戦でメンバーを入れ替えたことも影響し、プレー精度が低く、仙台の人数をかけた守りを崩しきれず。早めの選手交代で事態の打開を図るも、逆に相手に押し込まれてしまった。

【広島|採点・寸評】 
GK
38 大迫敬介 6.5
相手のクロスボールへの反応が非常に良く、クロスをキャッチできる場面が多かった。後半相手の猛攻も冷静にプレーし、勝点1獲得に貢献できていた。キック精度も高かった。

DF
15 櫛引一紀 6
ようやく移籍後初出場となったが、落ち着いたプレーぶりで、攻撃の起点となるパス出しも落ち着いてできていた。

23 荒木隼人 6.5
前半から相手のロングボールをよくはね返した。終盤の相手の猛攻時にも、人への強さや高さ勝負の強さをいかんなく発揮し、無失点に大きく貢献した。

3 井林 章 6
終盤は相手の攻撃の圧に苦しみ、ミスもあったが、試合全体を通じれば相手の攻撃を冷静によく抑えて、前線へ精度の高いパスも出せていた。
 
MF
25 茶島雄介 6(79分OUT)
積極的に縦へ仕掛け、クロスで決定機を演出し、ゴール前にもよく顔を出せていたが、あと一歩でゴールにつなげることができなかった。

7 野津田岳人 5.5(61分OUT)
古巣相手にゴールにつながるプレーを出そうと中盤で奮闘はしていたが、ゴール前に顔を出す機会は少なく、後半途中で交代。

26 土肥航大 5.5
前半はよくセカンドボールを拾って、攻撃にもよく絡んでいたが、後半は存在感を見せることができず、終盤は相手の勢いに押され、守備に追われた。

50 藤井智也 6.5(61分OUT)
前半からクロスボールだけでなく、シュートも果敢に狙い、相手の脅威となっていた。後半やや活動量が落ちたところで途中交代。
 
MF
14 エゼキエウ 5.5(56分OUT)
不用意なボールロストやミスが多く、決定機をなかなか生み出せなかった。後半早めの時間帯の交代もやむなし。

10 森島司 5.5(56分OUT)
立ち上がりからよくボールに絡み、決定機もつくり出していたが、引いて守る相手を崩すにはあと一歩の工夫がほしかった。

FW
9 ドウグラス・ヴィエイラ 5
シュート3本を放つなど、ゴールへの意識は高かったが、シュートを決めきれなかった。時間が経つにつれ点が取れずいらだつ場面が増え、存在感も薄くなった。
 
交代出場
MF
29 浅野雄也 5.5(56分IN)
投入直後から積極的に前へ行く姿勢を見せ、試合終盤には惜しいシュートもあったが、決めきることができなかった。

FW
20 永井 龍 5.5(56分IN)
クロスボールに合わせる意識が高く、2本のシュートを放つも決められず。終盤になるにつれチームが守勢に回ったことで、存在感が薄れていった。

MF
24 東 俊希 5.5(61分IN)
鋭い縦突破やクロスから決定機はつくり出していたが、試合終盤は相手に押し込まれ守備の時間が長くなってしまった。

MF
8 川辺 駿 5.5(61分IN)
積極的にゴール前に顔を出し決定機をつくり出し、自らもシュートを放ったが、ゴールにつながるプレーは生み出せなかった。

MF
5 松本大弥 ―(79分IN)
右サイドからの仕掛けを期待されたが、チーム全体が相手に押し込まれてしまい、守備に追われる場面が多くなり、プレー精度も欠いた。

監督
城福 浩 5
連戦でメンバーのやりくりが厳しい状況ではあったが、引いた相手を崩せず、低調な内容。早めの交代策は逆に相手に押し込まれる状況をつくってしまい、スコアレスドローに持ち込むのがやっとだった。

取材・文●小林健志(フリーライター)