Jリーグは10月31日、この日行なわれた7試合をもって今季のJ1リーグの成立要件を充足したことを報告した。

 今季のJリーグは新型コロナウイルスの影響で2月の開幕直後から中断。7月の再開以降は過密日程のなかで行なわれている。

 Jリーグとしても「ある程度の不公平を飲み込みながらも進んでいくシーズンになる」として、今季は昇格あり、降格なしで昇格プレーオフを実施しないことが決定しているなど異例のシーズンとなっている。

 台風や大雨などの天災、コロナウイルス対策、またACLなどの参加チームのスケジュールの関係で消化試合にはばらつきがあるものの、10月31日終了時点でのJ1リーグ開催試合数が233試合(全試合数の76.1%相当)を越え、各チームの試合消化数も70%から85%ほどを消化したため、今シーズンの大会成立が報告された。

 なお、大会の成立要件の主な数字は、それぞれのリーグにおける年間予定総試合数の75%以上が開催され、かつ当該リーグの全てのクラブについて年間予定総試合数の50%以上が開催された場合に成立するものとすると規定されている。
 
 Jリーグの村井満チェアマンは今季のJ1リーグが成立したことについて以下のようにコメントを発表した。

「本日2020明治安田生命J1リーグの大会成立要件が充足されたことについて、Jリーグに関わる全ての方々に心より感謝申し上げます。ここまでの選手やクラブの努力が報われる、大きな節目となりました。一時は、今季はリモートマッチを継続することになるのではないか、と考えることもありました。そういう意味でも、本日を、制限付きながらもお客さまとともに迎えられたことを大変嬉しく思います。まだ感染状況が収束したわけではありません。引き続き緊張感を持って、今シーズンを最後まで走り続けます」

 欧州では昨今、再びコロナウイルスの感染拡大が起こり、フランスをはじめとしてロックダウンに踏み切る国や地域も出てきている。Jリーグも最終節まで無事に終えられることを祈りたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部