Jリーグは11月30日「第18回臨時実行委員会」を開催。終了後にオンライン上で行なわれたブリーフィングでは、新型コロナウイルス感染症対策のガイドラインの更新点について説明を行なった。

 今回の主な変更点は3点。大規模イベント開催の政府方針に則り、さらに各自治体とより緊密に連携を図り試合開催を行なっていくこと。集団感染も発生した、遠征時のビジターチームの詳細な行動フローが規定されたこと。試合エントリーのための検査に、PCR以外にも抗原検査(定量)も可能とした。ただし抗原検査(定性)の簡易検査は認められないという事などが加えられた。

 そのほか、同日に行なわれた、NPB(日本野球機構)と共同で開催している「第21回新型コロナウイルス対策連絡会議」の会見時にも報告のあった「海外からの帰国後2週間の隔離期間」を緩和する措置を政府に働きかけているという件についても質問が及んだ。

 Jリーグ側としては、ACLからの帰国後2週間の隔離期間に、追加的な防疫措置をとることで、トレーニングや試合が可能となるように調整しているという。ただし、政府への働きかけを多方面から行なっているものの、世界的にも感染が拡大傾向にあるなかで、先行きは不透明だ。
 
 さらに来シーズンのJリーグの日程についても話題が及んだ。

 Jリーグの原博実副理事長は「AFCの委員会で(ACLの)西(の日程)が昨日決まるはずでした。さらに今日、東も決まる予定です。ただし、昨日の段階で西が決裂したと聞いています」とJリーグの日程を決める上で考慮すべきACLの日程が決まっていない現状を明かす。

 また、「僕らもいろいろとシミュレーションを重ねており、ACLの日程が決まった直後からこういうカレンダーでどうかとクラブとやり取りするつもりです」として、来週に開かれる実行委員会までに協議したい意向を示した。

 しかし、「待っていても決まらないのですが、開始はいつからというくらいは決めないと各クラブのキャンプや、海外選手であればいつ帰国するかということも影響しますので…できるだけ早く決めたい」と胸の内も明かした。

 川崎フロンターレの優勝が決まった今季のJリーグだが、ACL参加チームの帰国後の対応や、来季開幕の日程調整など、まだまだコロナ禍での戦いが続いている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部