現地時間12月5日、ブンデスリーガ第10節が行なわれ、長谷部誠、鎌田大地が所属するフランクフルトはホームにドルトムントを迎えた。

 ここ4試合連続でドローが続くホームチームは、好調なアンドレ・シウバ、鎌田、バルコクの3トップ布陣。長谷部はベンチスタートとなった。一方のドルトムントはアーリング・ハーランドを負傷で欠き、前線にはブラント、2シャドーに18歳レイナとサンチョが並んだ。

 8分、フランクフルトの最終ラインからマルティン・ヒンターエッガーが前線に絶妙なクロスを送ると、DFを振り切った鎌田がワントラップでボールを捉え、GKビュルキの脇をぶち抜くシュートでネットを揺らす。今シーズン2点目が貴重な先制点となった。

 対するアウェーチームは、細かいパス回しや大胆なサイドチェンジでフランクフルトに揺さぶりをかける。ただ、なかなかラストパスに繋がらない。26分、フランクフルトの右サイドから崩され、フリーになったサンチョが角度のないところから放ったシュートは、ぎりぎり枠外に逸れた。

 その後は一進一退の攻防が続くも、前半は1-0でホームチームがリードして折り返す。

 ドルトムントのリュシアン・ファーブル監督は、後半早々に16歳のユスファ・ムココを投入。先日、ブンデス最年少出場記録を更新したばかりのホープをピッチに送り込み、これで試合の流れがガラリと変わる。

 56分、前線の枚数を増やしたドルトムントの攻撃陣についていけず、サンチョからのパスを受けたレイナがDFをかわし、豪快なミドルシュートを突き刺した。

 フランクフルトは選手交代で打開を図るが、中盤でボールをキープできずに組み立てられない状態が続く。鎌田も守備に追われる時間帯が続いた。

 80分にはレイナ、ムココに詰められてゴール前で決定的な失点シーンになるかと思われたが、オフサイドで難を逃れた。その後も守備陣が踏ん張り、アタッカーたちに自由に仕事をさせなかった。

 試合はそのまま1-1で終了。フランクフルトは5試合連続、通算7つ目のドローとなり、ドルトムントは今シーズン初の引き分けを記録し、勝点19としている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部