J1のガンバ大阪は3月3日、トップチーム選手4名とスタッフ1名の新型コロナウイルス感染、さらに選手1名とスタッフ1名がJリーグの基準による濃厚接触疑い(ともに遠征には帯同。無症状だが隔離中)があることを報告し、同日に開催予定だったJ1リーグ11節の名古屋戦の中止を発表。そして同日にオンライン会見を実施した。

 小野忠史代表取締役社長が冒頭で「まず最初に、本日中止に至りまして、ガンバに関わるファン・サポーターの皆様、それから名古屋グランパスのファン・サポーターの皆様、そして本日ご来場予定でありましたファン・サポーターの皆様、すべての皆様にお詫びを申し上げたいと思います。申し訳ございません」と謝罪したあと、すでにリリースした内容も含めて詳細を説明した。
 
 名古屋戦開催中止の理由については、「今回、5名が陽性判定を受けており、他の選手とスタッフはPCR検査の結果が陰性でしたが、現時点では他の選手もコロナウイルスの感染を完全に否定するのは難しいため、Jリーグと名古屋グランパス様と協議をした結果、ガンバ大阪として選手の安心と安全性を最優先して、本日の試合は中止をお願いさせていただきました」と説明した。

 なお、選手が活動しているクラブハウスは本日夕方に消毒し、明日には選手、チームスタッフ、クラブスタッフ、アカデミースタッフ、ユース選手などクラブに関わる約220名がPCR検査を実施するという。その結果を受けて「チームの活動や試合開催については、大阪府・吹田保健所、及びJリーグと連係を図り、検討していきたい」と述べた。

 また、2月27日にリーグ開幕戦で戦った神戸について、「医学的に言うと、完全に大丈夫かと言うと、そうではないと判断しています。当然のことながら、ヴィッセル神戸の社長とも昨日から逐次、我々の状況を共有させていただいています。ご迷惑をお掛けした。ヴィッセル神戸さんとしても明日、独自でPCR検査を受けられるということですが、これは我々の責任」と神戸に対しても謝罪した。

構成●サッカーダイジェスト編集部