ブンデスリーガ第18節が18日に行われ、アウクスブルクとドルトムントが対戦した。今冬ザルツブルクからドルトムントに移籍したFWアーリング・ハーランドはベンチスタートとなり、移籍が噂されるFWパコ・アルカセルはメンバーから外れた。


 試合は互いにシュートまで持ち込む場面を多く作るなど、見応えのある展開となった。22分にはディフェンスラインの裏へ抜け出したフロリアン・ニーダーレヒナーのラストパスをルベン・バルガスが押し込むが、これはオフサイドの判定。先制点は奪えない。一時はドルトムントへ流れが傾きかけたが、33分に先制点を奪ったのはアウクスブルク。ペナルティエリア左脇からバルガスが入れたクロスがニアサイドの密集地帯を抜けると、ファーに飛び込んだニーダーレヒナーが合わせて先制に成功する。


 後半に入るや否や、アウクスブルクがさらにたたみかける。開始1分にマルコ・リヒターが敵陣中央から思い切りよくミドルシュートを放つと、虚を突かれたドルトムントのGKロマン・ビュルキは一歩も動けず、リードを2点に広げる。その直後に1点を返されるが、56分に再びニーダーレヒナーがゴールを奪って突き放す。


 ここで、ドルトムントはハーランドを投入し、フォーメーションを4−2−3−1に変更して巻き返しに出る。すると、そのハーランドが絶妙なタイミングでDFの裏へ抜け出すと、落ち着いて決めて移籍後初ゴールを奪取。再び1点差に迫ると、その直後にジェイドン・サンチョのゴールで同点に追いつく。ドルトムントはおろかサッカー界の未来を担う2人の活躍で一気に流れに乗ると、71分にはトルガン・アザールがGKとの1対1の決定機を迎える。すると、フォローに入ったハーランドにラストパスを送ってゴールをプレゼント。この日2点目を奪い、ついに逆転に成功する。


 さらにこの日のハーランドは止まらない。アウクスブルクの最終ラインの裏を簡単に突くと、スルーパスを受けて独走状態に。GKとの1対1を難なく流し込み、デビュー戦でハットトリックを達成。壮絶な撃ち合いは5−3でアウェイのドルトムントが逆転勝利を収めた。


 ハーランドはブンデスリーガ史上7人目のデビュー戦ハットトリック、途中出場からの同記録はリーグ史上初となり、将来有望な19歳が快挙を成し遂げた。


【スコア】

アウクスブルク 3−5 ドルトムント


【得点者】

1−0 34分 フロリアン・ニーダーレヒナー(アウクスブルク)

2−0 46分 マルコ・リヒター(アウクスブルク)

2−1 49分 ユリアン・ブラント(ドルトムント)

3−1 55分 フロリアン・ニーダーレヒナー(アウクスブルク)

3−2 59分 アーリング・ハーランド(ドルトムント)

3−3 61分 ジェイドン・サンチョ(ドルトムント)

3−4 70分 アーリング・ハーランド(ドルトムント)

3−5 79分 アーリング・ハーランド(ドルトムント)