ハンジ・フリック監督がバイエルンの指揮官就任から2月11日で100日が経った。ドイツメディア『スカイ』がこれまでの成績を伝えている。


 フリック監督は昨年11月3日に、辞任を申し出たニコ・コヴァチ前監督の後釜として暫定指揮官に就任。初陣となったチャンピオンズリーグのオリンピアコス戦で2−0の勝利を収め、その3日後のドルトムントとの上位対決に4−0で快勝するなど好スタートを切り、同15日に正式に指揮官の座を勝ち取った。


 フリック体制のバイエルンはこれまで公式戦15試合を戦い、12勝1分2敗で勝率80パーセントをマーク。ブンデスリーガでは就任時4位でスタートし、レヴァークーゼンとボルシアMGに連敗を喫して一時は7位まで後退したものの、その後は破竹の6連勝で首位の座を奪還した。2位ライプツィヒとの首位攻防戦となった前節はスコアレスドローに終わり、チームの開幕連続得点記録も21試合で途切れたが、1位の座をキープしている。


 これまでの総得点は48ゴールで、1試合平均は3.2ゴール。15試合ではあるが、1試合平均はクラブ歴代最多の記録だという。現役時代にレヴァークーゼンなどでプレーし、現在は『スカイ』のレポーターを務めるトーベン・ホフマン氏は「支配的なポゼッションサッカーを取り戻した」と評価している。


 一方の総失点は11点で1試合平均は0.7点。今シーズンのコヴァチ前体制は公式戦16試合で24失点を喫し、1試合平均1.5失点だったため、守備面での改善も見せている。


 さらに、選手起用について、ホフマン氏は「トーマス・ミュラーやダヴィド・アラバを活躍させ、左サイドバックへのコンバートで輝くアルフォンソ・デイヴィスの成長を助けている」と高く評価。その一方で、ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョのベストポジションを見いだせていないことが課題だと指摘している。