バスケットボールチームに新型コロナウイルスの感染者が出たことにより、15日間の自宅隔離を余儀なくされているレアル・マドリードの選手たちだが、セルビア代表FWルカ・ヨヴィッチがスペインからセルビアに帰国し、ガールフレンドの誕生日パーティーに参加したことが発覚。セルビアの警察当局から調査、逮捕される可能性まで報じられているが、当人が自身のインスタグラムでこの件について釈明した。


 スペイン大手紙『AS』電子版によると、ヨヴィッチは3月12日(木)にR・マドリードが実施したPCR検査で陰性反応を示したため、クラブの許可を得て翌13日(金)にプライベートジェットでセルビアに帰国したという。


 ヨヴィッチは自身のインスタグラムのストーリー機能を使い、「マドリッドでの検査は陰性だったので、クラブの許可を得てセルビアに帰国し、人々のサポートや支援をし、家族の近くにいることを決断した」と帰国の経緯を説明。「セルビアに到着した時に受けた検査も陰性だった」としつつ「私の行動で誰かを傷つけ、危険な状況に追い込んでしまったのだとしたら謝りたい。みんなでこの状況を乗り越えられることを願っている」と謝罪した。


 ただ、セルビアでは現在、非常事態法が導入されており、スペインなど感染が広がっている国から帰国した場合は最大28日間の自主隔離が求められている。ヨヴィッチは帰国後すぐにパーティーに参加しているため、法律違反で逮捕される可能性がある。


 また、セルビアの空の玄関口であるベオグラード・ニコラ・テスラ空港が3月20日から閉鎖され、当局や医療関係者、物資に使用が限られることになると報じられており、ヨヴィッチがスペインに戻れなくなる可能性も出てきている。