ウニオン・ベルリンの選手たちが、新型コロナウイルスの感染拡大で経済的打撃を受けるクラブを支援するために、給与を放棄することで合意した。クラブ公式サイトが25日に伝えた。


 ブンデスリーガ1部および2部は4月30日まで延期されることが決定的となった。これを受けて、ウニオン・ベルリンのトップチームの選手やスタッフは給与放棄で合意し、クラブのスタッフなどは事実上の給与カットである労働時間短縮に合意したという。さらに、「私たちは、いつでもブンデスリーガの業務を再開できるように団結して準備していきます」と変わらぬ結束を示した。


 ディルク・ツィングラー会長は、「私たちは異例の事態に直面している。我々のクラブの目的はフットボールだ。もしそれが存在しなくなったら、我々の存在意義にかかわることになる。マネージメント、クラブスタッフ、チーム、裏方スタッフはこの数カ月、ブンデスリーガでの成功のためにハードワークしてきた。そして彼らは今、この危機をともに乗り越えるために多額のお金を放棄しようとしている。この意向は称賛してもしきれないものだ。クラブ全体を代表して、彼らのサポートに感謝したい。ウニオン・ファミリーとして一丸で取り組めば、クラブとして我々が直面している試練に打ち勝てるだろう」とコメントした。


 また、主将のオーストリア代表DFクリストファー・トリメルは、「この試練に直面することはすぐにわかっていた。この数日間、みんなで集中的な話し合いを行い、グループとして取り組むことで合意した。全てのウニオンメンバーとともに、この困難を乗り越えていきたい」と話した。


 ブンデスリーガでは、ウニオン・ベルリンの他に、ボルシアMGやバイエルン、ドルトムントの選手たちが給与カットを申し出て、危機的状況に直面するクラブを支援している。