アストン・ビラに所属するイングランド人FWジャック・グリーリッシュが募金活動のために特別なユニフォームを出品し、5万5000ポンド以上(約730万円)の寄付金を集めた。イギリス紙『ミラー』が3日に報じた。


 アストン・ビラのキャプテンを務めるグリーリッシュは、4月28日からNHS(イギリスの国営医療サービス)への寄付金を募る活動をスタート。10ポンド(約1300円)の寄付ごとに、サイン入りの本人着用ユニフォームが当たる抽選権がもらえるもので、期限の5月3日夜までに3620人が寄付を行い、合計5万5405ポンド(約740万円)が集まった。募金はNHS慈善団体の全国的な包括組織である『NHS Charities Together(NHSCT)』に寄付されるという。


 グリーリッシュは募金を行った寄付サイト『JustGiving』のページを通じ、「抽選に参加してくれたすべての人に感謝するよ! みんなで5万5000ポンド以上を集めることができた。このページは残しておくつもりで、今後も寄付を続けてくれたら嬉しい。改めて参加してくれた全員に感謝したい。みんなの寄付金は、NHSのスタッフやボランティア、新型コロナウイルスの患者を助けるために使われます」と感謝をつづった。


 同選手は3月29日に外出制限の規制を破って友人宅のパーティーに参加していたことが発覚。3月30日に「僕は友達から家に来るように連絡を受けて、愚かなことに誘いに乗ってしまった」と説明し、謝罪していた。アストン・ヴィラも同日に「深く失望している」との声明を出し、懲戒処分と罰金を科したことを発表していた。


 なお、募金のために出品したユニフォームは、2019年3月10日に敵地で行われたチャンピオンシップ(2部)第36節のバーミンガム・シティ戦で着用したもの。グリーリッシュは、このバーミンガム・ダービーで、ピッチに侵入した相手ファンに襲撃されながらも、決勝ゴールを挙げて1−0の勝利に貢献していた。