オランダ代表の元守護神で、現在はアヤックスの最高経営責任者(CEO)を務めるエドウィン・ファン・デル・サール氏が、ユヴェントス時代にチームメートだったジネディーヌ・ジダン(現レアル・マドリード監督)について回想した。オランダのスポーツチャンネル『Ziggo Sport』でのインタビュー内容をスペイン大手紙『AS』の電子版が伝えている。


 ファン・デル・サールCEOとジダン監督は1999年から2001年までユヴェントスでチームメートだった。当時のジダンは非常に物静かな性格で、コミュニケーションを取るのには苦労もあったという。


「彼はおしゃべりな人間ではなかった。当時は英語があまり上手ではなく、フランス語とイタリア語しか喋れなかった。僕との会話には苦労したんじゃないかと思うよ」


 ユヴェントスのトレーニング施設に現れる時のジダンも異彩を放っていたという。


「他の選手がフェラーリに乗り、ドルチェ&ガッバーナやヴェルサーチの服を着ていたのに対し、ジダンはフィアット(イタリアの大衆車)に乗っていたし、ジーンズに白いリーバイスのシャツ、白いアディダスのスニーカーという服装だった」


 最後に、プレーヤーとしてのジダンを次のように評した。


「彼にはダークな一面もあって、レッドカードを提示される場面にも何度か遭遇した。でも、ボールタッチは本当に柔らかくて繊細だった。あのボールタッチがなければ、あれほどのエレガントなプレーはできなかっただろう」