インテルのマッシモ・モラッティ元会長が、イタリア代表FWマリオ・バロテッリ(ブレシア)を擁護した。10日、イタリアメディア『Football Italia』が伝えている。


 事の発端は、ユヴェントスに所属するイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニがバロテッリを公に批判したことだった。同選手は出版予定の著書に関するインタビューで、「バロテッリはチームに敬意を払わない男だった。2013年のコンフェデレーションズカップで、彼は我々チームに協力する姿勢を見せなかった。平手打ちでもしてやりたかったね。彼は世界のトップ20にも入らないと思っているよ」と語っていた。


 これに対し、バロテッリは自身の公式インスタグラムのストーリー内で、「少なくとも、俺には人の顔を見てモノを言う正直さと勇気がある。チームメイトに自分の悪口を言われることになるなんて、誰が想像できる? これが王者になることを意味するなら、俺は王者になんかなりたくないね。俺は決して、アズーリのシャツに対する敬意を欠いたことはない」と反論していた。


 この論争に元イタリア代表FWのアントニオ・カッサーノ氏がバロテッリ擁護、同ルカ・トーニ氏が中立の立場を取って加わるなか、インテル時代のバロテッリをよく知るモラッティ元会長も反応。「キエッリーニのことが好きだったし、彼は賢く好人物だということを知っている。それだけに残念だよ。彼が不満をぶちまけるなんて、想像もしていなかった」とキエッリーニの発言に驚いたことを明かすと同時に、「バロテッリのような好青年が気の毒だ。彼はいつもこの手の扱いを受けている」とバロテッリへの同情を示した。