明治安田生命J3リーグ第1節が27日に各地で行われた。


 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、Jリーグは今シーズンの一時中断を余儀なくされた。だが、様々な感染防止策を講じたうえで、村井満チェアマンが5月29日にJリーグの再開日程を発表。J1リーグは7月4日の再開となるが、それに先駆けてJ2・J3リーグを27日に再開させることを明かしていた。


 27日には、いわてグルージャ盛岡対ブラウブリッツ秋田、福島ユナイテッドFC対ヴァンラーレ八戸の2試合が、15時3分と他の試合より早いキックオフとなった。新型コロナウイルス感染を防止するため、試合はリモートマッチで行われる。そのため、サポーターは会場の外から声援を飛ばした。試合前には審判団と選手たちがセンターサークルに沿って円になり、医療従事者を称えるべく拍手を行った。


 岩手対秋田の“北東北ダービー”は、27分に秋田が先制。左サイドから入ってきたクロスを、今シーズン開幕前に水戸ホーリーホックから完全移籍したFW齋藤恵太がヘディングで流し込んだ。34分には秋田に追加点。後方からロングボールが送られると、齋藤が持ち前のスピードで相手最終ラインを突破し、GKとの一対一も制して2ゴール目を挙げた。後半になると、秋田がさらに岩手を突き放す。59分、FW中村亮太がぽっかりと空いた相手ゴール前のスペースでボールを受けると、冷静にチーム3点目を決めた。68分にはペナルティエリア右からグラウンダーのパスが送られると、今年にびわこ成蹊スポーツ大学から加入したルーキーのFW井上直輝が押し込んで4点目をゲットした。試合は0−4で終了。秋田が大量得点で岩手を下し、開幕白星スタートを切った。


 福島対八戸は、22分にスコアが動く。右サイドからクロスが入ると、中央で待ち構えていた188cmの長身FWイスマイラが頭で合わせてゴールを陥れた。45分には、ペナルティエリア中央にいたDF吉田朋恭が右CKからヘディングシュートを放ち、追加点を奪った。後半は、両者ともに決め手を欠く時間帯が続く。結局、試合は前半のスコアのまま2−0で終了。福島がJ3開幕戦をものにしている。


■J3第1節(15時3分キックオフ)

いわてグルージャ盛岡 0−4 ブラウブリッツ秋田

福島ユナイテッドFC 2−0 ヴァンラーレ八戸