2020JリーグYBCルヴァンカップ・グループステージ第3節が12日に各地で行われた。


 新型コロナウイルスの影響により、今シーズンのルヴァンカップは大会形式が大きく変更された。グループステージは1試合の総当たりとなり、プレーオフステージは廃止されたため、今節が最終節になる。各グループの1位チームと、2位のチームのうち成績上位1チームをあわせた5チーム、そしてAFCチャンピオンズリーグ出場の3チーム(横浜F・マリノス、FC東京、ヴィッセル神戸)を加えた計8チームがプライムステージ(準々決勝)に駒を進める。なお、プライムステージは1試合制のトーナメント戦となる。


 グループAでは、前回大会覇者である川崎フロンターレが敵地で名古屋グランパスと対戦。試合は開始早々の1分、相馬勇紀のシュートが相手DFに当たってゴールに吸い込まれ、名古屋が先制。6分に三笘薫のゴールで同点とされるも、7分にはガブリエル・シャビエルの一発で再び名古屋が勝ち越しに成功した。それでも、38分に川崎の三笘がヘディングシュートを沈めてこの試合2点目。後半は試合が動かず、このままドローで試合が終了した。最終的には川崎がグループ首位通過、名古屋は2位チームの成績上位1チームとなり、突破を決めた。鹿島と清水の対戦では、ルーキー2名が大活躍。81分に染野唯月、86分に松村優太が得点を挙げ、3−2で鹿島が白星を手にした。


 グループBでは、セレッソ大阪とベガルタ仙台と対戦した。柿谷曜一朗、高木俊幸、ブルーノ・メンデスがゴールを挙げ、C大阪が敵地で仙台に快勝。グループステージ3連勝と力強さを示したC大阪がプライムステージ行きを決めた。


 グループCでは、ここまで2連勝と好調を維持している北海道コンサドーレ札幌が横浜FCをホームに迎えた。前節に引き続き横浜FCの三浦知良がスタメン出場し、自身が持っていたルヴァンカップ最年長出場記録を更新。試合は引き分けに終わり、札幌が首位をキープしたままグループステージを終えた。なお、サンフレッチェ広島とサガン鳥栖の一戦は、新型コロナウイルス感染症対策の影響で中止となった。


 グループDでは、既に突破を決めている柏レイソルが本拠地で大分トリニータと激突した。試合は北爪健吾の2得点を含む3ゴールを挙げた柏が勝利し、グループステージで3戦全勝を達成した。ガンバ大阪と湘南ベルマーレの一戦では、G大阪の17歳・唐山翔自が2得点を記録し、湘南を下している。


 今節の試合結果、順位表、プライムステージ進出チーム一覧は以下の通り。


■ルヴァンカップ第3節

▼グループA

清水エスパルス 2−3 鹿島アントラーズ

名古屋グランパス 2−2 川崎フロンターレ

▼グループB

ベガルタ仙台 0−3 セレッソ大阪

▼グループC

北海道コンサドーレ札幌 1−1 横浜FC

サンフレッチェ広島 − サガン鳥栖 ※試合中止

▼グループD

柏レイソル 3−1 大分トリニータ

湘南ベルマーレ 1−2 ガンバ大阪


■ルヴァンカップ第3節順位(★はプライムステージ進出チーム)

▼グループA

1位 川崎(勝ち点7/得失点差+5)★

2位 名古屋(勝ち点7/得失点差+4)★

3位 鹿島(勝ち点3/得失点差−1)

4位 清水(勝ち点0/得失点差−8)

▼グループB

1位 C大阪(勝ち点9/得失点差+4)★

2位 浦和(勝ち点6/得失点差+2)

3位 仙台(勝ち点3/得失点差−6)

4位 松本(勝ち点0/得失点差−3)

▼グループC

1位 札幌(勝ち点7/得失点差+4)★

2位 横浜FC(勝ち点4/得失点差−1)

3位 広島(勝ち点3/得失点差+1)

4位 鳥栖(勝ち点0/得失点差−4)

▼グループD

1位 柏(勝ち点9/得失点差+4)★

2位 G大阪(勝ち点4/得失点差0)

3位 湘南(勝ち点3/得失点差−1)

4位 大分(勝ち点1/得失点差−3)


■ルヴァンカップ・プライムステージ進出チーム

横浜F・マリノス

FC東京

ヴィッセル神戸

川崎フロンターレ(グループA首位)

セレッソ大阪(グループB首位)

北海道コンサドーレ札幌(グループC首位)

柏レイソル(グループD首位)

名古屋グランパス(2位のチーム成績上位)