UEFAスーパーカップが24日に行われ、バイエルンとセビージャが対戦した。


 チャンピオンズリーグ(CL)王者のバイエルンとヨーロッパリーグ(EL)王者のセビージャが、ハンガリーの首都ブダペストにあるプスカシュ・アレーナで激突した。


 公式戦22連勝中のバイエルンは、昨シーズンのUEFA年間最優秀選手賞の最終候補に入ったマヌエル・ノイアーとロベルト・レヴァンドフスキが先発出場。公式戦21試合負けなしのセビージャは、6年ぶりに復帰したイヴァン・ラキティッチがスタメン入りし、移籍後初出場でクラブ公式戦150試合出場を達成した。


 試合はセビージャが先に動かした。11分、ラキティッチがペナルティエリア内でダヴィド・アラバに倒されてPKを獲得。13分、キッカーのルーカス・オカンポスがGKノイアーと逆のゴール左に蹴り込んで先制ゴールを挙げた。


 だが、バイエルンも34分に反撃が実る。トーマス・ミュラーのクロスをエリア中央のレヴァンドフスキが落とすと、レオン・ゴレツカが右足ダイレクトでゴール左に叩き込んで同点ゴールを挙げた。試合は1−1で折り返す。


 後半はバイエルンが再三のチャンスを作る。51分、レロイ・サネのクロスから最後はレヴァンドフスキが右足で押し込んだが、オフサイドの判定で得点は認められず。58分にはサネがエリア中央でこぼれ球に合わせたが、決定的なシュートはDFにブロックされた。


 攻勢を続けるバイエルンは63分、レヴァンドフスキがクロスを落とし、ゴレツカがエリア中央からシュート。こぼれ球をサネが押し込んだが、直前のレヴァンドフスキの競り合いでファールがあり、またもノーゴールの判定となった。78分にはミュラーがミドルシュートで狙うが、これはGKヤシヌ・ブヌにキャッチされた。


 セビージャは終了間際の87分にカウンターからビッグチャンスを迎える。ヘスス・ナバスが自陣から持ち上がってラストパスを送ると、ユセフ・エン・ネシリがエリア内に抜け出してGKとの1対1でシュート。しかし、これはGKノイアーがスーパーセーブでバイエルンのピンチを救った。


 試合は1−1のまま90分が終了。延長戦に入って92分、セビージャはエン・ネシリがエリア左に抜け出し、切り返しでアラバをかわして右足を振り抜く。だが、シュートはまたもGKノイアーのセーブと左ポストに阻まれて、絶好のチャンスを生かせなかった。


 バイエルンは99分、ゴレツカとリュカ・エルナンデスを下げて、アルフォンソ・デイヴィスとハビ・マルティネスを投入。すると104分、ついに試合が動く。アラバが右CKのこぼれ球を拾ってエリア中央からシュート。これはGKブヌにセーブされたが、こぼれ球をJ・マルティネスが頭で押し込んで逆転ゴールを決めた。なお、J・マルティネスは7年前のUEFAスーパーカップ・チェルシー戦でも延長後半アディショナルタイムに劇的同点ゴールを決めていた。


 試合はこのまま終了し、バイエルンが2013年以来、7年ぶり2度目のUEFAスーパーカップ制覇を達成。公式戦連勝を23試合に伸ばし、今シーズン初タイトルを獲得した。


【スコア】

バイエルン 2−1 セビージャ


【得点者】

0−1 13分 ルーカス・オカンポス(PK/セビージャ)

1−1 34分 レオン・ゴレツカ(バイエルン)

2−1 104分 ハビ・マルティネス(バイエルン)