今季、欧州5大リーグで勝ち点獲得に最も貢献した選手は?

今季、欧州5大リーグで勝ち点獲得に最も貢献した選手は?

 欧州5大リーグは、シーズンの佳境を迎え様々なデータが収集されている。そんな中、イギリスの統計サイト『Whoscored.com』は19日に、「チームの勝ち点獲得に最も貢献した選手トップ10」を発表した。


「勝ち点獲得に貢献した選手」とは、自らの得点やアシストでチームに勝ち点をもたらした選手のことを指す。たとえば、0−0のスコアで推移した試合で、Aという選手が決勝点を挙げた場合。このAは、チームに“勝ち点1”ではなく“勝ち点3”をもたらした、つまり2ポイント分の働きをしたと考える。


 一方、今回の統計では、得点やアシストが試合の結果に直接影響しない場合、「勝ち点獲得に貢献した」とはみなされない。たとえば、17日に行われたブンデスリーガ第26節では、バイエルンに所属するコロンビア代表ハメス・ロドリゲスがハットトリックを達成。同クラブはマインツ相手に6−0の大勝を飾ったが、同選手が挙げた3ゴールは、チームにとって2点目、4点目、5点目となる得点だった。いずれも追加点であり、試合の結果に直接的な影響を与えたものではないため、チームにもたらした勝ち点は“ゼロ”と考える。(*先制点を挙げたロベルト・レヴァンドフスキが、2ポイント分の働きをしたと考える)


 単純に得点数やアシスト数の多さで比較するのではなく、チームの勝利(引き分け)に貢献した真のプレーヤーを明らかにしようという試みだ。多士済々のアタッカーたちの中で栄えある1位を獲得したのは誰なのか。以下、ランキング形式で紹介する。


◆■10位 ドゥバン・サパタ(アタランタ)

チームにもたらした勝ち点:17ポイント

総勝ち点に占める割合:38%


 22日のキリンチャレンジカップ2019で日本代表と対戦する、コロンビア代表のメンバーにも招集されたアスリート系ストライカー。今季はセリエAで17得点5アシストを記録。得点ランキング4位に名を連ねている。加入1年目ながら、総勝ち点の38%にあたる17ポイントを自らの両足で稼ぎ出すなど、チームに不可欠な存在となっている。


◆■9位 ウィサム・ベン・イェデル(セビージャ)

チームにもたらした勝ち点:17ポイント

総勝ち点に占める割合:40%


 フットサルのフランス代表歴も持つ技巧派ストライカー。今季はリーガ・エスパニョーラで16得点6アシストを記録している。チームにもたらした勝ち点はサパタと同じ17ポイントだが、総勝ち点に占める割合は同選手を上回る40%と、今回のランキングで2番目に高い数値を叩き出している。


◆■8位 クリスティアーノ・ロナウド(ユヴェントス)

チームにもたらした勝ち点:18ポイント

総勝ち点に占める割合:23%


 ユヴェントス加入1年目で不動のエースに君臨するが、その働きぶりは数字でも証明された。セリエAではここまで19得点8アシストを記録。チームにもたらした勝ち点は18ポイントと、同リーグに所属する選手で最も多い。先日のチャンピオンズリーグでもアトレティコ・マドリード相手に大逆転勝利の立役者となるなど、34歳とは思えないパフォーマンスを披露している。


◆■7位 ピエール・エメリク・オーバメヤン(アーセナル)

チームにもたらした勝ち点:18ポイント

総勝ち点に占める割合:28%


 昨年1月の加入以来、プレミアリーグでは42試合に出場して35ゴールに関与(27得点8アシスト)。今季もここまで17得点4アシストを記録し、アーセナルで最も多くの勝ち点をもたらす選手となっている。“相棒”アレクサンドル・ラカゼットとのコンビネーションも冴えわたり、今まさにキャリアのピークを迎えている。


◆■7位 ジェイドン・サンチョ(ドルトムント)

チームにもたらした勝ち点:18ポイント

総勝ち点に占める割合:28%


 今季のブンデスリーガで、勝ち点獲得に最も貢献している選手はサンチョだった。ここまで12アシストは欧州5大リーグの最多タイ記録であり、あのリオネル・メッシと並んでいる。優勝争いを繰り広げているドルトムントだが、もしサンチョの得点やアシストがなければ6位にまで転落していた。それを考えると、この18歳の凄さが分かるはずだ。


◆■5位 アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード)

チームにもたらした勝ち点:18ポイント

総勝ち点に占める割合:30%


 公式戦ここ6試合連続ノーゴールと“プチスランプ”に陥っており、ピッチ外でも移籍報道が再熱している。だが、今季もアトレティコ・マドリードで最も頼りになる選手はグリーズマンであり、チームにもたらした勝ち点(18ポイント)はリーガ・エスパニョーラでプレーする選手としてはメッシ(20ポイント)に次いで2番目に多い。


◆■4位 ポール・ポグバ(マンチェスター・U)

チームにもたらした勝ち点:19ポイント

総勝ち点に占める割合:33%


 今季プレミアリーグでは11得点9アシストをマークしているが、そのうちの7割はオーレ・グンナー・スールシャール新監督就任後に記録したもの(8得点6アシスト)。昨年12月の監督交代が転機となったのは明らかで、今季チームにもたらした19ポイントのうち11ポイントは新体制発足後に記録したものだという。


◆■3位 リオネル・メッシ(バルセロナ)

チームにもたらした勝ち点:20ポイント

総勝ち点に占める割合:30%


 17日に行われたベティス戦でハットトリックを達成したメッシが3位にランクイン。今季リーグ戦は、26試合の出場で41ゴールに関与(29得点12アシスト)。得点とアシストの双方で欧州5大リーグトップの数字を叩き出している。“メッシ依存”という言葉も存在するが、それが陳腐に聞こえるほどに驚異的なパフォーマンスを披露している。


◆■2位 エデン・アザール(チェルシー)

チームにもたらした勝ち点:20ポイント

総勝ち点に占める割合:35%


 ワールドクラスの選手たちがしのぎを削るプレミアリーグで、「最も決定的な働きをしている選手」がアザールだった。今季チームにもたらした勝ち点はリーグ最多の20ポイント。総勝ち点に占める割合も35%と非常に高い。得点(13)とアシスト(11)の両方で二桁に到達している、プレミア唯一の選手でもある。


◆■1位 ニコラ・ペペ(リール)

チームにもたらした勝ち点:25ポイント

総勝ち点に占める割合:44%


 並み居るスター選手たちを抑えて1位に輝いたのは、リールに所属するコートジボワール代表ニコラ・ペペだった。23歳の同選手は今季、リーグ・アンで17得点8アシストを記録。総勝ち点の実に44%にあたる勝ち点25をチームにもたらしている。彼の貢献がなければ、現在2位のリールは14位にまで転落していることになり、その影響力はまさに半端ない。


(記事/Footmedia)


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