現役1位鳥谷と2位の丸が連続出場ストップ 継続中トップは秋山の590試合

現役1位鳥谷と2位の丸が連続出場ストップ 継続中トップは秋山の590試合

鳥谷の連続試合出場記録がストップ

交流戦の初戦、5月29日の阪神VSソフトバンクでは、鳥谷敬(阪神)の出場機会がないまま終了。2004年9月9日のヤクルト戦(甲子園)から継続していた記録が「1939」で途絶えた。

この数字は4月に亡くなった衣笠祥雄氏の2215試合に次ぐ、歴代2位の記録。3位に名を連ねるのは、現在阪神の指揮を執る金本知憲監督の1766試合だ。

今シーズン、鳥谷にとっては苦しい戦いが続いていた。2016年のシーズン途中から三塁にコンバートされ、2017年はゴールデングラブ賞を受賞。しかし、将来の主砲候補である大山悠輔を三塁で起用するために、鳥谷は二塁へ再コンバートされた。

その影響もあるのか、オープン戦11試合で鳥谷の打率は1割にも届かない.067。開幕戦こそスタメンで起用されたものの、2試合目はベンチスタートだった。その後も代打や守備からの起用が増え、スタメンでの出番が減った。調子は一向に上がらず、ついに5月29日で記録が途切れてしまう。

しかし、その翌日から2試合連続安打を放つなど、気落ちした様子はない。ここから、再びチームの勝利に向けて貢献していくだけだ。ふっ切れた鳥谷の活躍に期待したい。

継続中の記録では秋山翔吾が最多!

鳥谷の記録が途切れる1ヶ月前の4月29日には、現役2位の連続出場を継続していた丸佳浩の記録が700試合で途切れた。前日の試合で負傷したために登録抹消となったのだ。

これで継続中の連続試合出場数トップは秋山翔吾(西武)の590試合。秋山は504試合フルイニング出場も継続中だ(6月3日終了時点)。フルイニング出場に関しては、金本の世界記録1492試合には程遠いものの、来シーズン中にも歴代2位である三宅秀史(阪神)の700試合に手が届く計算だ。辻発彦監督が今後どのように起用していくのか注目が集まる。

「連続出場」か、「適度な休養」か

一方で試合に出場し続けることが当たり前だった時代と、状況が変わってきているのも確かだ。

無理をして試合に出場し続けるのではなく、故障をしないように休養日を設けることも当たり前になってきた。とくにメジャーリーグではその動きが顕著だ。試合数や移動の距離が違うために一概に比較はできないものの、昨シーズン全162試合に出場したのはわずかに5人。日本の2.5倍にあたる30球団があるにもかかわらず、である。

日本でもこのような動きはあり、とくにベテラン選手は休養日が設けられてスタメンを外れることが多くなってきた。

「多少無理をしてでも毎日試合に出場し続けること」と「1年を戦い抜くために適度な休養を設けて、高いパフォーマンスを維持すること」のどちらが優れているのか、ひと言では言い尽くせない。

優勝する可能性は、後者の方が高まるだろう。しかし、プロ野球はファンあってのものでもある。球場に足を運んだ際に、見たかった選手が休養で試合に出なかったらファンは悲しむこともあるだろう。球団、そして現場を預かる監督は何を重要視して試合に臨むのかを問われることにもなる。

今後、日本でも選手の起用法に顕著な変化が現れるのだろうか。選手の連続試合出場の裏にある休養にも目を向けていきたい。

※数字は2018年6月3日終了時点

Photo by Andrey Yurlov/Shutterstock.com


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