通算400本塁打達成の西武・中村剛也 大記録までの道のりとアーチストぶりを示す3つの数字

通算400本塁打達成の西武・中村剛也 大記録までの道のりとアーチストぶりを示す3つの数字

西武・中村剛也が節目の通算400本塁打

西武の中村剛也内野手が19日、オリックス13回戦の延長11回裏に今季第15号となるサヨナラ本塁打を放ち、プロ18年目で通算400本塁打を達成した。2016年シーズン終了時点で清原和博氏の329本塁打を抜き、すでに球団史上で最も多くのアーチを描いた打者となっている中村。400本塁打はプロ野球史上20人目、2000年以降にプレーした選手としては9人目という偉大な記録だ。その記録までの道のりを辿っていきたい。

中村剛也400本塁打インフォグラフィック

記録までの道のり

中村は2001年に大阪桐蔭高校からドラフト2巡目で西武へ入団。2年目に二軍でイースタン最多の22本塁打を放つなど早くから頭角を現すと、「おかわり君」のニックネームが定着したのは4年目。レギュラーとしてフル出場した場合の半分程度となる259打席で22本塁打を放ち、ブレークを果たした。

2006-2007年は伸び悩んだが、7年目の2008年に46本塁打を放って初の本塁打王を獲得する活躍でチームを日本一に導く。開幕から4番に座った翌年も48本塁打で2連続の本塁打王に輝き、球界を代表するスラッガーに成長した。

そのすぐ後、球界には統一球導入の転機が訪れるが、これが中村の打撃を際立たせる形となった。統一球導入から最初の2年間(2011-2012年)はボールが飛ばず、多くのスラッガーたちが苦しんだ。ほかに30本塁打以上を打った日本人打者がいなかった中、中村は2011年に自身最多タイの48本塁打をマーク。リーグ総本塁打の1割以上を1人で放つという別格の長打力を示した。

2011-2012年 シーズン本塁打ランキング

ⒸSPAIA


2013年は膝を手術した影響で26試合にしか出られず4本塁打にとどまる。しかし2014年は34本塁打と復活し、2015年も37本塁打を放って2年連続のタイトル。通算6度目の本塁打王で、この年まで規定打席に立ったシーズンは必ず本塁打王を獲得している。

2016年以降は30本塁打以上がなく、2017年は規定打席到達シーズンで過去最低の打率.217を記録。チームが10年ぶりのリーグ優勝を飾った昨季も序盤戦は打率1割台が続く大不振に陥り、年齢による衰えも見えてきたところだった。だが、夏場からは調子を上げ、後半戦だけで23本塁打を放つ復活。再びアーチを量産し、今季の400本到達へつなげている。

中村が球史に残るアーチストであることを示す3つのランキング

ここまで中村のプロ入り以来の活躍を振り返ってきたが、そのアーチストぶりを示す数字を3つ紹介したい。

アーチストぶりを示す3つの数字

ⒸSPAIA


すでに歴代トップに立っているのは満塁本塁打の本数だ。2015年に当時の最多記録であった王貞治氏の15本を更新。今季も5月10日の日本ハム戦と、6月14日のヤクルト戦で満塁弾を放っており、自身が持つ満塁本塁打記録を18まで伸ばしている。

本塁打王の獲得回数6回は王氏(15回)、野村克也氏(9回)に次いで歴代3位となっている。その時々の環境によって本塁打は出やすかったり出にくかったりするものだが、タイトルの数は時代における打者の傑出度を表しているといえるだろう。

最後に、本塁打を打つペースを見る「本塁打率」(打数÷本塁打数)。中村は昨季終了時点で本塁打率13.59、通算300本塁打以上の打者としては歴代5位のハイペースでここまで本数を重ねてきていた。だが、さすがの「おかわり君」も本塁打のペースは落ちてきているようで、現時点では13.82の6位となっている。

西武打線の中では大ベテランの位置づけとはいえ、まだ30代半ばの中村にとって400本という数字は通過点に過ぎないだろう。こういったすでに歴代でも上位に入っている記録や指標が今後どこまで伸びていくのかにも注目だ。


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