鳥谷は退団、永川、畠山らが引退 来季の動向が気になるベテラン選手たち

鳥谷は退団、永川、畠山らが引退 来季の動向が気になるベテラン選手たち

福浦和也、田中賢介はシーズン前に引退を発表

9月に入り俄然、熱を帯びてきたプロ野球のペナントレース。両リーグともに昨シーズンのような独走状態のチームはなく、順位争いはまだまだ続きそう。同時に来シーズンへ向け、選手の動向も気になる頃だ。

先日、鳥谷敬が今シーズン限りで阪神のユニフォームを脱ぐことが報道された。現段階で現役を引退するのか、それとも移籍の道を探るのかはわからない。すでに名球会入りを果たしているベテラン選手だけに、その去就には大きな注目が集まっている。

ベテラン選手の引き際は様々だ。ロッテの福浦和也や日本ハムの田中賢介は、シーズン開始前に今季限りの引退を発表。最後のシーズンを笑顔で戦っている。元・巨人の上原浩治はシーズン序盤に引退を発表し、チームを去った。

また、9月に入り永川勝浩と赤松真人(ともに広島)、そして畠山和洋、館山昌平(ともにヤクルト)とチームを支えた功労者たちが続々と引退を発表した。いずれも9月7日まで一軍での出場がなかった、あるいは殆どなかった選手たちで、引き際を自ら決めた形だ。

その他にもこれまでチームに大きく貢献しながらも、来シーズン以降の去就が気になるベテラン選手は多い。

松坂大輔も去就は白紙

松坂大輔(中日)もその1人。春季キャンプ中に負傷した今シーズン、一軍での登板は2試合のみ。7月27日のDeNA戦では0.1回8失点で大炎上。その後、右ヒジの炎症もあり調整を続けている。

そんな松坂は鳥谷の報道が出た後、球団との会談を行い、その場で現役続行の意思を伝えたと報道されている。しかし、現時点で球団が来シーズンのオファーを出すかは白紙の状態だ。所属先がなければ現役引退となってしまう可能性もある。

鳥谷や田中と同世代にあたる岸田護(オリックス)も、今シーズンは一軍での登板がなく気にかかる1人。5月5日以降は腰痛の影響で実戦から遠ざかっていたが、8月には復帰。その後ファームではあるが、5試合に登板、5回を投げ、失点はわずか「1」と調子は戻りつつある。是非一軍復帰を果たし、来シーズン以降の契約も勝ち取りたいところだ。

中島宏之や寺原隼人の移籍組も不透明

今シーズンから新天地でプレーする中島宏之(巨人)、寺原隼人(ヤクルト)といったベテランたちも思うような成績を残すことはできていない。両選手とも序盤戦では一軍で起用されたものの中島は7月26日、寺原は7月4日に登録を抹消されてから再昇格は果たしていない。

現在、中島が37歳、寺原は35歳と年齢的にはまだまだ現役を続けてもおかしくはないが、今シーズンは結果が伴っていない。ともに実績を残してきた選手だけにその行方は気になるところだ。

このように、これまで実績を残しながら今シーズンは苦しんでいるベテラン選手は多くいる。これからシーズン最終盤に向けて、その動向には気を配りたい。

※数字は2019年9月8日終了時点


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