バレンティン、大田泰示らがシーズンでも活躍

プロ野球は2020年のオープン戦全日程が終了。開幕が延期となったため、各球団とも練習試合などで調整しつつ開幕を待つこととなっている。オープン戦ではDeNAのタイラー・オースティンと巨人の中島裕之が4本で本塁打王となり、今季への期待がかかるところ。そこで今回は、過去の本塁打王の当年成績を振り返ってみたい。

2015〜2019年の5年間で、9人のオープン戦本塁打王が生まれた。彼らのオープン戦での本塁打数と、その年のレギュラーシーズンの主な打撃成績は以下の通り。

9人のオープン戦本塁打王 シーズン成績ⒸSPAIA

チームによって試合数も異なるため、厳密な成績とは言えないが、概ね4〜5本がラインとなるようだ。

最多は2018年のバレンティンで、6本塁打を放っている。この年はレギュラーシーズンでも142試合に出場し、打率.268、38本塁打、131打点の活躍で打点王を獲得。本塁打王のタイトルにこそ届かなかったが、充分その水準に達していたと言える数字だ。

過去には2013年にブレイク前の柳田悠岐が、オープン戦6本塁打で本塁打王を獲得。レギュラーシーズンでも自身初となる二桁本塁打を放った。

2019年に5本塁打でオープン戦本塁打王となった大田泰示は、132試合に出場し、161安打(パ・リーグ4位)、20本塁打、77打点とキャリアハイの成績を残した。ちなみに、この年喫した111三振も自己最多の数字である。

このほか2019年の陽岱鋼、2017年の高山俊、2016年の柳田悠岐らがシーズン100試合以上に出場し、レギュラー格として戦った。

彼らとは対照的に、2017年のダフィー、白崎浩之、2015年のミレッジは一軍に定着することはできず、期待通りの成績を残すことはできなかった。

来日1年目でOP戦本塁打王を獲得した外国人選手は…

この5年間でオープン戦本塁打王を獲得した外国人選手はバレンティン、ダフィー、ミレッジの3人のみ。同じ期間でレギュラーシーズンの本塁打王を獲得した10人のうち、5人が外国人選手だったことを考えるとやや少ない数字だ。

そして、このうち来日1年目でオープン戦本塁打王となったのはダフィーのみ。2018年の来日から、2年連続でセ・リーグ本塁打王に輝いているネフタリ・ソト(DeNA)も、1年目のオープン戦では2本塁打だった。

しかしダフィーはレギュラーシーズンでは6本塁打に終わり、1年で日本球界を去ることになってしまう。今年、来日1年目でオープン戦本塁打王に輝いたオースティンはどうなるか。

チームメイトにはソトの他にもホセ・ロペスや、スペンサー・パットン、エドウィン・エスコバーなど実績のある外国人選手が多い。枠を勝ち取るだけでも一苦労だが、レイズに移籍した筒香嘉智の後釜として期待されているだけに、注目したいところだ。

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