MAN WITH A“10TH”MISSION 爆誕祭〜TRACE the HISTORY公開直前SP〜
2020.2.9 Zepp Tokyo

MAN WITH A MISSIONが結成10周年記念日となる2月9日(日)、Zepp Tokyoにて『MAN WITH A“10TH”MISSION 爆誕祭〜TRACE the HISTORY公開直前SP〜』を開催した。このイベントは全国映画館でのライブビューイングも実施され、会場だけでない全国のファンが10周年を祝福。ジャン・ケン・ジョニー(Gt/Vo/Raps)は「2020年、皆サンヲ一瞬タリトモ飽キサセナイ10周年ニシテイキマス!」と10周年の幕開けと意気込みを高らかに宣言し、ファンを歓喜させた。

MAN WITH A MISSION

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ライブ、ドキュメンタリー映画『MAN WITH A MISSION THE MOVIE - TRACE the HISTORY-』のダイジェスト上映、トークセッションの3部構成で行われたこの日。まずはライブパートでイベントがスタート。

SEと手拍子に迎えられ、ステージに登場したメンバー。仄暗いステージの上、青白いライトに照らされた5匹のシルエットが期待を煽る中、スペア・リブ(Dr)のカウントで始まった1曲目は「DON'T LOSE YOURSELF」。インディーズ1stアルバム『WELCOME TO THE NEW WORLD』1曲目に収録された、全ての始まりと言えるこの曲。重厚なビートとアグレッシブな演奏、トーキョー・タナカ(Vo)とジョニーの息の合ったツインボーカルに観客の熱い拳や掛け声が上がると、カミカゼ・ボーイ(Ba)がベース噛みパフォーマンスを見せたりと、バンドも観客も1曲目からアクセル全開。続く「DANCE EVERYBODY」は、メジャー1stアルバム『MAN WITH A MISSION』1曲目収録。ミラーボールの光の下、タオル回しを合わせる観客をDJサンタモニカ(Dj/Sampling)が煽り、フロアに熱風が巻き起こる。MCでは「今日ハ、オ祭リデスノデ、思イノ丈ヲ、全部ブツケテ下サイ。カカッテコイヤ〜!」とジョニーが力強く吠え、観客の熱狂に拍車をかける。

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3曲目、ダンサブルに激しく始まった「Mash UP the DJ!」は2ndアルバム『MASH UP THE WORLD』1曲目収録。そう、ここまでの選曲で分かるように、この日のセトリは時系列順に並べられた、インディーズ盤含む6枚のアルバムの1曲目に最新曲を加えた9曲で構成。マンウィズ10周年を祝うお祭りでありながら、10年の歴史を楽曲で辿ることのできる貴重なライブとなっていたのだ。「evils fall」、「Survivor」とライブが続き、アルバム1曲目を時系列順に並べているだけにも関わらず、全くアプローチの異なる名曲ばかりが続くセトリに改めて驚くと同時に、型にハマることなく、確固たるスタイルを作り上げてきた5匹の凄まじさを改めて感じていた。

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10周年イヤーの意気込みを語ったMCで「2020年、盛リ沢山ノ一年ニシタイト思ッテマス。力貸シテクレマスカ? 人間ノ野郎ドモ!」とファンとの気持ちをひとつにすると、「2045」の跳ねるビートに観客がジャンプを合わせ、音楽で気持ちをさらに強く繋ぐ。本編ラストは最新曲「Remember Me」。壮大な演奏で会場を包むと、タナカの気持ちいっぱいの歌声に会場中がかけ声を重ね、美しく締めくくった。

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本編終了後は、スクリーンで10周年プロジェクトの企画を発表。8月29日、30日に苗場で開催される、野外フェス&ワンマンライブ『THE MISSION』。シングルB面&カバー曲のベスト盤『MAN WITH A "B-SIDES & COVERS" MISSION』、リミックスベスト盤『MAN WITH A "REMIX" MISSION』、10周年記念ベスト盤『MAN WITH A "BEST" MISSION』の3作品リリースと、胸躍る企画の数々にファンは大喜び。結成時からのお約束である“焼肉コール”で5匹が再びステージに現れると、「歴史ヲ彩ッテクレテルノハ、紛ウコトナキ皆サマダト思ッテマス」とジョニーがファンへの感謝を告げ、「皆サマニ捧ゲマス」と新曲「The Victors」をライブ初披露。ビートとメッセージを重視した曲調、大会場でのシンガロングを想像させるメロディが印象的なこの曲は、発表されたばかりの野外フェス&ワンマンライブを大いに期待させた。

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ラストは彼らの代表曲である「FLY AGAIN」を、最新型にブラッシュアップした「FLY AGAIN -Hero's Anthem」をライブ初披露。最高潮の盛り上がりの中、ライブパートが終了。会場中が大きく両手を挙げて声を合わせる愛と熱気に溢れたラストは、10周年イヤーの幕開けに相応しい光景だった。

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ライブに続いて行われたのは、ドキュメンタリー映画『MAN WITH A MISSION THE MOVIE - TRACE the HISTORY-』のダイジェスト上映。2010年に出会ったマンウィズにひと目惚れし、10年間に渡って彼らを追い続けた、アメリカの音楽ジャーナリスト、カール・クーパーを介してMAN WITH A MISSIONの秘密に迫るこの作品。10分弱のダイジェストが終わると、続きが観たくて仕方ない観客から「え〜〜!」と残念がる声が上がる。

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ダイジェスト上映に続いて行われたのは、ジャン・ケン・ジョニーとチェンコ塚越監督によるトークセッション。カール・クーパーとは何者なのか? メンバーとの会話を可能にした世紀の発明“ガウトーク”とは? 作品に登場する有名ミュージシャンが語るマンウィズ秘話とは? 撮影や編集時の裏話をたっぷり語ると、ジョニーは出来上がった作品を「10年前カラゴ存知ノ方モ、途中デ知ッテクレタ方も“MAN WITH A MISSIONトハドウイウモノカ?”ヲ非常ニ楽シク観ラレル作品ニナッタト思イマス」と改めて紹介し、ファンの期待を大いに煽った。

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監督とのトークセッションが終わると、続いてはメンバー全員集合による、MWAM結成10周年プロジェクト『MAN WITH A“10th”MISSION』について、フリップで語るトークセッション。誰も喋らないトークセッションに、「ナゼ、ガウトークヲ持ッテ来ナイ?」とジョニーがツッコむ。「フェスの良いところ」の質問に「広イ」(タナカ)、「スゲェ」(カミカゼ)と漠然とした答えを出すメンバーをジョニーが一生懸命フォローしながら進行したトークセッションは、スキーをする人の絵を描くスペアリブ、「モノマネデ」とお笑い芸人・ぺこぱのモノマネをするサンタモニカとやりたい放題で観客も大爆笑。和気あいあいとした雰囲気の中、ラストはサプライズで登場した結成10周年記念のバースデーケーキを囲んでの記念撮影でイベント終了。

マンウィズからファンへの愛と感謝の気持ち、そしてファンからマンウィズへの愛と祝福の気持ち、さらにここから始まる10周年ミッションへの大きな期待に溢れた、素晴らしい10周年の幕開けイベントとなった。

取材・文=フジジュン

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