2020年4月17日(金)〜4月26日(日)劇団・おぼんろの新作舞台『メル・リルルの花火』が上演される予定だったが、この度、新型コロナウイルス感染症の状況を鑑みて、参加者の皆様により安全に物語に参加してもらうため、、全公演サテライト生上演への変更が決定した。

本公演では、分岐していく物語をマルチアングルで同時上演する。観客がカメラ=物語を選ぶ至上初の遠距離濃厚接触エンターテインメントへの挑戦となり、演者+カメラによる“サテライト生上演”スタイルで、物語の可能性を無限に広げた未知なる演劇体験を生み出す、とのこと。

劇団おぼんろ過去公演より (C)劇団おぼんろ

劇団おぼんろ過去公演より (C)劇団おぼんろ

今回の生上演は、語り部と観客が混在一体となって物語を紡ぎ出してきたおぼんろがオンラインというデジタル技術と“未知なる化学反応”を起こすことで産み落とされた、演劇の新たな境地になるだろう。それは、これまでになかったまったく新しい視点を通して届ける“遠距離=濃厚接触”なる斬新な演劇手法といえるかもしれない。
さらに観客がどこにいても躍動感あふれる物語世界にアクセスすることができる“サテライト生上演スタイル”を敢行するにあたり、末原は脚本をまるごと書き直した。その過程で、末原は「突然変異みたいな瞬間があった」と述べている。その未体験ゾーンの観客席が位置するのは劇場内ではなく、観客それぞれのプライベートスペース。演劇の固定観念をぶち破った一つの到達点たる目撃者になってみてはいかがだろうか。

劇団おぼんろ過去公演より (C)劇団おぼんろ

劇団おぼんろ過去公演より (C)劇団おぼんろ

劇団おぼんろ過去公演より (C)劇団おぼんろ

劇団おぼんろ過去公演より (C)劇団おぼんろ

劇団おぼんろ コメント

劇団おぼんろはホリプロインターナショナルと共に新作舞台『おぼんろ 第18回本公演 メル・リルルの花火』を、 4月17日より〜4月26日まで全14ステージ上演いたします。このたびの新型コロナウイルスの感染症拡大を受け、 おぼんろが出した「答え」は、この状況下において確実に安全で、最高に楽しめるまったく新しいエンターテイメントの創出です。この状況を逆手に取って、これまで以上に濃厚な物語世界を届けたいーー。作・演出・出演を務める末原拓馬は、日々刻々と情勢が変わる中で、上演中止の選択をせず、「無観客で上演した物語を生配信するだけでは、 おぼんろの魅力は、きっと伝えられない。生配信にするなら、舞台で観劇する以上のライブ感を味わってもらいたい」と、新たな境地へと踏み出す決意をしました。芝居場は舞台にとどまらず客席はおろか、劇場のバックステージにも及び、物語の世界観を大胆に拡張します。末原拓馬が紡ぎ出した独創的な世界を観客に向けて映し出すのは、 語り部(演者)が持つカメラ+複数の固定カメラ。語り手が持つカメラそのものが物語の重要なキーアイテムとなる中、参加者(観客)は時に語り部の視点として物語の世界を歩くこともあれば、語り部からカメラに直接語りかけられることもあるでしょう。また、複数の物語が同時並行で進むことも今回の大きな見どころのひとつ。観客は好きなカメラをリアルタイムで選択しながら、選んだカメラに映る物語に参加することができるのです。