2020年5月5日(火・祝)(再放送6日(水))BS1にて、「外出自粛の夜に 〜オーケストラ・孤独のアンサンブル〜」を放送することが発表された。

コロナウイルス問題によって、きわめて大きなダメージを受けている業界のひとつがクラシック音楽業界。NHK交響楽団、東京都交響楽団など、国内のオーケストラは3月から5月までの演奏会がほぼすべてキャンセルとなっている。経営的にもいつ破綻するところが出てきてもおかしくないような状況だ。

そもそもオーケストラのメンバーたちは、みんなで集まって音楽を奏でることをひたすら探究してきた。その音楽家たちはいま、聴衆へ音楽を届けられないばかりか、練習で集まることすらできず、アンサンブル自体が不可能。孤独の中、自宅の防音室に引きこもり、しのぶようにただ黙々と楽器を演奏し続けるしかない。

彼らは日々悶々とした時間を過ごしながら、コロナに対してなにができるのか、音楽にできることとはなにか、文化とはなにか、など、さまざまなことを考え続けている。
それを受け今回、本番組が放送されることになった。

在京オーケストラのトッププレイヤー7人とリモート収録でつなぎ、現状について、今の気持ちなど、話を聞いたうえで、5分程度の曲をたった一人だけで演奏する。

当たり前のように仲間たちと奏でてきた音楽ができない中、そして聴衆がいない中、たった一人だけで演奏する音楽には、今この時にしか聴くことのできない、つながりを希求する、深くて強い「癒やし」と「感動」があるだろう。「孤独のアンサンブル」のリレーを温かくつむいでいくことで、外出自粛で在宅している視聴者に、「ひとりじゃないんだ」と感じてもらい、こんなときだからこその「癒やし」と「感動」を届けたい、とのこと。