キューブは、2020年6月から7月にかけて開催予定だったcube presents 『欲望のみ』(作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ、出演:古田新太ほか)の公演中止を発表した。同社公式サイトでは、新型コロナウイルスの緊急事態宣言が5月31日まで延長されたことで公演準備のための十分な時間確保が困難となったこと、また観客・キャスト・スタッフの安全を配慮したことを理由として挙げている。

これにより、すでに中止を発表済みだった豊橋プレビュー公演(穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール)に続き、東京公演(下北沢 本多劇場 )、兵庫公演(兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール)の全日程が中止となった。先行等でのチケット購入者には払戻しをおこなう(詳細は公式サイト参照)。

本件に関する作・演出のケラリーノ・サンドロヴィッチ、出演の古田新太のコメントは次のとおり

●作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ

こうなるのではないか、と薄々予想していたとは言え、実際こうなってしまうととても残念です。楽しみにしてくださっていた皆様、ごめんなさい。

古田新太座長と創る舞台の現場は、他の創作にはない特別な現場です。何が特別かというと、格段にくだらない作品を、皆でゲラゲラ笑いながらも、非常に真剣に創る、という、「ある種の笑い」へのコンセンサスが予め為されているチームであるが故の「特別」で、今回は新たな参加者も多数加え、ナンセンスとはまた異なるテイストの新作コメディをお贈りするはずでした。

この度のコロナ禍による中止を経験するのは二度目です。二度目だからと言ってダメージが半減するわけではありません。皆で生き延び、いつか必ず上演したいと思いながら、今出来ることは何か、探しています。どうか見守っていてください。

●出演:古田新太

この度は申し訳ございません。オイラたちのせいではないのですが、こういうことになってしまいまして本当に残念です。みんなやる気満々だったのですが、いつの日か、またこのメンバーで面白いものを届けられるように、何年後かわかりませんが、多分、6年後くらいになると思うんですけども(笑)、頑張っていきたいと思います。

今回は本当に申し訳ございませんでした。悔しいです。

(左から)ケラリーノ・サンドロヴィッチ、古田新太(SPICE記事より) (撮影:荒川 潤)

(左から)ケラリーノ・サンドロヴィッチ、古田新太(SPICE記事より) (撮影:荒川 潤)