『東京六大学野球 2020 秋季リーグ戦』の最終戦が、11月8日(日)に明治神宮野球場で開催される。対戦カードは早稲田大学 vs 慶應義塾大学。

早稲田大学は、今年のドラフト会議で東京ヤクルトスワローズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、埼玉西武ライオンズ、千葉ロッテマリーンズの4球団から1位指名を受けた早川隆久(はやかわ・たかひさ)投手がエースで主将を務める。

プロ野球のドラフト会議と言えば、その後のチーム戦力を占う意味で重要なイベント。それだけに、どの若手との交渉権をどのチームが獲得するか、一喜一憂の連続となる。抽選の末に早川投手との交渉権を獲得したのは、東北楽天ゴールデンイーグルスだった。

各球団から早川投手が高評価を受けた理由の一つが、現在、明治神宮野球場(東京都)で行われている『東京六大学野球 2020 秋季リーグ戦』。左腕から繰り出した直球は最速155キロをマークし、この速球をいかす多彩な変化球も安定感が抜群。スライダーをはじめ、ツーシームやカットボールなどにもキレがある。

早川投手は千葉県出身。木更津総合高校時代は甲子園でベスト8に進出し、侍ジャパンU-18に選出されると、『U18アジア選手権』で優勝を果たした。早稲田大学に進学した後も、1年目の春から『東京六大学野球』に出場。米メジャーリーガーでもあった元プロ野球選手で、現・早稲田大野球部の小宮山悟監督に、「20年に1人のサウスポー」と言わせたほどの名選手だ。

早川投手を擁する早稲田大学は、『東京六大学野球 2020 秋季リーグ戦』で慶應義塾大学に次ぐ僅差の2位(※10月29日時点)。11月7日(土)・8日(日)の早慶戦に、逆転優勝の可能性を残している。当日はドラフト1位の実力をその目で確かめる、またとないチャンスとなりそうだ。