料理愛好家の平野レミ(72)が12日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」(月〜金曜前9・50)で、夫でイラストレーターの和田誠さん(享年83)が亡くなってからの4カ月間について語った。

 番組にはVTR出演。和田さんとの夫婦生活を振り返りながら、遺影の前で、お茶で乾杯することが日課だと明かした。

 「お父さん、飲もう」と遺影の和田さんに話しかけてから乾杯するそうで、お茶についての特別なエピソードも紹介。平野が仕事の疲れで朝寝坊した日曜日は、和田さんが「おいしいお茶」をいれてくれた。決して「起きろ」とは言わずに、目覚めてから「お母さん、朝ですよ」と優しく声をかけ、普段は平野がいれているお茶を差し出してくれていたという。

 前日11日には、都内で行われた第93回キネマ旬報ベスト・テン表彰式に、特別賞を受賞した和田さんに代わって出席。「あんなにやさしい人と結婚しちゃったからね、あとが辛いんですよね。今、悲しくて、悲しくて、悲しくてね、本当につらいんですよ…もう止めますよ」と心境を明かしていた。

 和田さんは昨年10月7日に肺炎のため都内の病院で死去した。入院前日に振る舞ったレシピは、ラッキョウと卵焼き、肉料理。これが口にしてもらった最後の料理となった。番組でも「先に死んじゃったほうが楽ですよね。私、嫌だ。こんな悲しい思いをしてるの。本当に」と目を潤ませた。