新潟小2女児殺害 事件翌日から県警、小林容疑者をマーク

 新潟市西区の市立小針小2年大桃珠生さん(7)が殺害された事件で、死体遺棄などの容疑で逮捕された小林遼(はるか)容疑者(23)が大桃さんの殺害を認める供述をしていることが15日、捜査関係者への取材で分かった。小林容疑者が7日事件発生直後から新潟県警に完全マークされていたことも判明。県警は小林容疑者を“本ボシ”とみて捜査を進めていたとみられる。

 逮捕から一夜明けた15日、新潟西署捜査本部は小林容疑者を送検した。捜査関係者によると、大桃さんと面識はなかったとみられ、殺害についても認める供述をしている。

 「車で女児にぶつかった」とも供述しているが、司法解剖で大桃さんの遺体には衝突の形跡がなかった。虚偽の説明の可能性もあり、捜査本部は慎重に裏付けを進めている。「遺棄後にネットなどでニュースを見て名前を知った」と供述しているとの情報もある。

 小林容疑者の勤務先の社長によると、同容疑者は事件当日の7日に無断欠勤。翌8日に警察から会社に「小林君はおたくの社員ですか?出社してますか?」と電話があったという。連日のように出欠確認の電話がかかってきたが、小林容疑者は逮捕された14日まで一度も出社することがなかった。

 捜査本部は早い段階から小林容疑者の関与を疑っていた。重点的に捜索したのは大桃さんの自宅付近で、事件の時間帯に現場付近を通った車両を絞り込み、大桃さんの自宅から100メートルほどの一軒家に住む小林容疑者に目星を付けた。

 実は小林容疑者は4月、車で女子中学生を連れ回したとして県青少年健全育成条例違反容疑で書類送検されていた。このことからも捜査本部は、小林容疑者を“本ボシ”として完全マーク。逮捕した14日も、家を出た車を複数の覆面車両が追跡していた。

 逮捕容疑は今月7日午後10時20分ごろ〜同10時半ごろ、新潟市西区青山水道のJR越後線の線路に大桃さんの遺体を遺棄し、上り普通列車にひかせた疑い。死因は窒息で、首に絞められたような痕があった。

 大桃さんと小林容疑者の自宅は近い場所にあり、遺棄現場は小林容疑者宅から約60メートルだった。大桃さんは、7日午後3時ごろに下校後、自宅近くの踏切に向かう途中で友人と別れ、踏切付近を1人で歩く姿が目撃された後に行方不明となった。

 《見守りは継続》小針小ではこの日も、保護者に伴われて下校する児童らの姿が見られた。保護者たちは「当面も送り迎えや見守りを続ける」と話した。下校時間の午後3時になると、学校職員や地域住民に付き添われた児童たちが集団下校を開始。正門前には警察車両が止められ、警察官が児童らの帰宅を見守った。3年生の男児(8)から付き添いをお願いされたという祖母(61)は「子供なりにショックを受け、心細いのだろうと思いながら迎えに来た。継続を考えたい」と話した。

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