パ・リーグが一つになった「We Are」 球宴締めくくったロッテ勝利の儀式

パ・リーグが一つになった「We Are」 球宴締めくくったロッテ勝利の儀式

 「We Are パ・リーグ!!」

 肩を組み、飛び跳ねる。大合唱が千葉の夜空に響いた。15日にZOZOマリンで行われたオールスターゲーム第2戦。試合に勝利したパ・リーグの選手たちが、ベンチを飛び出し右翼方向に向かうと、ファンとともに声を張り上げた。

 試合前のウオーミングアップ中のこと。ロッテ・鈴木はソフトバンクの松田や内川から「“あれ”いいよね。勝ったらやろうよ」と声を掛けられた。「あれ」とは、ロッテの「We Are」。昨年から始まり、本拠地で勝利した試合後に数人の選手が右翼付近でファンと一緒に喜びを分かち合う勝利の儀式だ。その儀式を球宴でやろうと提案してくれたのだ。「半分冗談かと思った」と話す鈴木だが、ほかの仲間たちも賛同してくれた。

 セレモニーを終えた鈴木は「一生の思い出になると思います」感慨深げに言った。この試合で三塁打と本塁打を放ったが、「オールスターで一番うれしかった」というのが最後の「We Are」だった。駆け抜けた4度目の夢舞台の最後に待っていた、最高の瞬間。「みんなが嫌な顔をしないでやってくれた。勝たないとできなかったし、二度とできないくらいのパフォーマンス。いろいろなプロ野球ファンに喜んでもらえたと思う」と笑顔がはじけた。

 球宴本拠地開催のシーズンにロッテは低迷。前半戦で30もの借金を抱え、ファン投票で選出された選手もいなかった。そんな中で、主将の鈴木は「意地というか、いい結果を出したいと思った」と強い思いで臨んでいた。敢闘賞をゲットして意地を示し、ファンサービスでも夢を与えた。チームの垣根を越え、球場全体が一つになった。球宴ならではの、素晴らしい光景だった。(記者コラム・町田 利衣)

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