夏の甲子園、今年は左腕に注目 MAX150キロ迫る本格派が目白押し

夏の甲子園、今年は左腕に注目 MAX150キロ迫る本格派が目白押し

 第99回全国高校野球選手権大会は8日、甲子園球場で開幕する。左の好投手が目立つ大会。木更津総合の山下輝投手(3年)、秀岳館の田浦文丸、川端健斗両投手(3年)、仙台育英・長谷川拓帆投手(3年)らの投球が夏を彩る。

 左腕の夏だ。木更津総合のエース山下は最速149キロを誇る本格派。千葉大会では決勝まで5試合連続完投し、2年連続出場に導いた。昨夏までは一塁手。昨年の甲子園春夏連続8強進出の原動力となった早川(現早大)のモットー「平常心」を受け継ぎ、エースとして成長した。「昨夏を超えたい。左の中で一番良い投手になりたい」と力を込めた。

 山下が「投げ合いたい」と熱望したのが、秀岳館の左腕コンビ。熊本大会で5戦14回1/3を無失点だったリリーフエースの田浦、侍ジャパン高校代表候補入りした川端だ。ともに最速148キロ。川端は熊本大会ではやや不調だったが「修正はできている」という。大注目カードとなった初戦の横浜戦へ「投手がゼロに抑えれば勝てる」と自信を見せた。

 仙台育英の長谷川は8月1日に宮城大会決勝を終えたばかり。ハードスケジュールにも「ゆっくり寝てご飯を食べれば大丈夫」と頼もしい。今春センバツでは初戦・福井工大福井戦で終盤につかまり、敗れた。「あれから精神的にも強くなったし、再試合も粘れた」と成長を口にした。

 作新学院の大関は昨夏全国制覇時はボールボーイ。優勝投手の今井(現西武)の背番号1を受け継いで凱旋した。二松学舎大付の市川は東東京大会で35回40奪三振とドクターKぶりを発揮した。果たして頂点にたどり着くのは誰か――。

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