“夏男”だ!小林悠 初の2年連続2桁弾で後半戦初白星

 ◇明治安田生命J1第21節 川崎F2―0新潟(2017年8月9日 デンカS)

 嗅覚を研ぎ澄ました。0―0の前半39分だ。車屋が左サイドを切り裂きマイナスクロスを送ると、フリーになった川崎FのFW小林が右足ダイレクトでゴール右に流し込んだ。「その前までGKとDFの間に入ってたけど、そのフリをして(DFの)マイナス気味に入った」。相手DFとの駆け引きに勝ち、後半戦初勝利をもたらす決勝弾。ストライカーの真骨頂を見せた。

 夏場に強い。7月のリーグ戦は昨季、今季とも6試合6得点と結果を出している。暑さで集中力が散漫になりがちだが、小林は「やっぱり暑さで(相手DFに)隙ができてくる」と言う。自身初の2年連続2桁ゴールを決めたこの日も、鋭い駆け引きで一瞬の隙を逃さなかった。

 ケガ人続出のハリルジャパンにとっても心強い活躍。5日に帰国した指揮官が最初に視察した試合は川崎F―FC東京戦だった。「しっかりJリーグでアピールしか自分にはできない」と小林。13日の首位・鹿島戦へ「(得点を)取ってアピールしたい」と話した。

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