日本文理の大井監督「まだまだ野球ができるっていうのは幸せ」次戦は仙台育英

日本文理の大井監督「まだまだ野球ができるっていうのは幸せ」次戦は仙台育英

 ◇第99回全国高校野球選手権大会第5日 日本文理9―5鳴門渦潮(2017年8月12日 甲子園)

 日本文理(新潟)が序盤に2発など16安打9得点で鳴門渦潮(徳島)を下し、2回戦へと駒を進めた。今夏限りで勇退する大井道夫監督(75)は「子どもたちとまだまだ野球ができるのは幸せ」と喜びを語った。

 初回から川村の2ランで先制すると、2回には1本塁打含む5安打を集中し、一挙5点を奪った。相手打線の粘りに苦しめられるも、逃げ切り。「やっぱり野球は油断できない。いつひっくり返されるかと。(相手の)攻撃はすさまじかった」と冷や汗をかいた。

 2回途中から登板の相手右腕の前に一打が出ず、形勢が傾きかけた。練習では左投げ対策ばかりだったといい「右も打たせりゃよかった。(練習では)ずっと左ばっかり。監督の責任だ」と苦笑い。それでも8回に川村の適時二塁打、代打・長谷川の適時打でダメを押し「あれは大きかった。特に2点目。あそこで2点と1点じゃ違う」と振り返った。

 30年以上に渡りチームを指揮した名将も今夏限りで勇退。最後の甲子園に「みんな何とか監督に一勝をという気持ちで頑張ってくれたのが、やっぱりわかるんだよね。ベンチにいても。だから子どもたちに感謝だな」としみじみ。「子どもたちとまだまだ野球ができるっていうのは幸せだな」と喜びをかみしめた。

 この日、3安打5打点の活躍を見せた川村は「監督と一日でも長く野球やろうとチームで話していたので、勝ててうれしい」と笑顔。次戦の仙台育英戦へ「次の試合も勝って、ひとつひとつ上にあがっていきたい」と意気込んだ。

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