スケートボード男子ストリートで世界ランキング4位の白井空良(18=ムラサキスポーツ)が14日、相模原市内で練習を公開し、五輪本番に向けて高難度な新技の完全習得を誓った。

 約2カ月前、板を回転させながらボードのトラック(板と車輪をつなぐ金具)で斜めに滑るトリック「ノーリーハーフキャブヒールKグラインド」を習得。「世界でできる人はいるけど試合では誰もやっていない」大技で、10点採点のうち9点台後半は狙えるという。現在は高さのないボックスで練習しているが、最終的にはレールでの成功を目指し「東京五輪までに使えるようになれば良いかな」と見据える。

 昨年は11月のSTUオープンで世界1位のナイジャ・ヒューストン(米国)を下して国際大会初優勝を飾るなど大きく飛躍。今月25日にはヒューストンも参戦するキメラAサイド(愛知)に出場する。五輪予選対象大会ではないが「ナイジャと日本で戦えることはうれしいし勝ちたい」と意気込み、王者からの2度目の勝利で東京五輪に弾みを付ける。

 ◆白井 空良(しらい・そら)2001年(平13)11月3日生まれ、相模原市出身の18歳。光明学園相模原高3年。父の影響で5歳からスケートボードを始める。昨年6月のデュー・ツアー2位、8月のXゲームミネアポリス大会は3位、11月のSTUオープン優勝。プロツアーSLSで2度決勝進出。1メートル69。

 ▽スケートボード五輪への道 パーク、ストリートを男女各20人で競う。5月の世界選手権3位以内と5月末までの五輪ランキング上位選手に1カ国最大3人の出場権が与えられる。日本は開催国枠で各種目最低1人は出場可能。今年のストリートの五輪選考大会は3月のリマ・オープン(ペルー)、4月のアークリーグ(神奈川・寒川)など6戦。