美浦からはキズナ産駒のクリスタルブラックがエントリー。父は昨年の新種牡馬リーディング首位。2歳部門の総合種牡馬リーディングでもディープインパクト、ハーツクライに次ぐ3位と初年度から大健闘した。

 初戦の勝ちっぷりは豪快のひと言。出遅れて後方待機になったが、向正面から一気に進出。4角も膨れ気味に大外を回り、先行勢を力でねじ伏せた。高橋文師は「破天荒。若さあふれるレースぶりだった。厩舎でも常に元気な“やんちゃ坊主”だから」と苦笑いで振り返る。

 能力の一端は示したものの、師は「心身共にまだ幼い。能力に体が追い付いていない」と冷静にジャッジ。兄姉2頭も手掛けており「体質に弱さのある血統。難しい面があるので無理せず育てていきたい」。慎重姿勢の一方で「何とか(クラシックの)トライアル戦線には乗せたいと思っている」と期待も隠さない。15日に最終追い。その後の様子で最終的な出否を決める予定だ。